公的な介護保険と民間の介護保険の違い

明治安田生命 介護のささえのデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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明治安田生命 介護のささえ しくみ

加入年齢

40歳~80歳

保険期間

一生涯続きます。

給付要件

介護終身年金

公的介護保険制度における要介護3以上と認定されたとき、または会社所定の介護状態に該当したとき、介護終身年金を生存している限り受け取ることができます。

会社所定の介護状態とは、寝たきり、認知症による要介護状態になり、会社所定の要件を満たす必要があります。

介護終身年金の支払い前に死亡した場合、死亡給付金が支払われます。(介護終身年金額と同額)

介護一時金(介護一時金保障特約)

公的介護保険制度における要介護3以上と認定されたとき、または会社所定の介護状態に該当したとき、介護終身年金を生存している限り受け取ることができます。

会社所定の介護状態とは、寝たきり、認知症による要介護状態になり、会社所定の要件を満たす必要があります。

軽度介護一時金(軽度介護一時金保障特約)

公的介護保険制度における要介護1または2と認定されたとき、または所定の要介護状態になったときに、軽度介護一時金を受け取ることができます。所定の要介護状態とは、介護終身年金の要件と同じです。

保険料払込免除(軽度介護保険料払込免除特約)

所定の身体障害表の第1級の身体障害状態に該当したとき、または、不慮の事故で所定の身体障害表の第2,3級に該当したときに、以後の保険料の払い込みは不要になります。

また、軽度介護保険料払込免除特約を付加すると、軽度介護一時金の支払い日から1年経過後に引き続き公的介護保険制度の要介護1または2の状態が継続しているとき、または軽度介護一時金の支払い日から1年経過後に公的介護保険制度の要介護1または2に認定されたときには、以後の保険料の払い込みは不要になります。

保険料例

介護終身年金60万円、軽度介護一時金30万円、軽度介護保険料払込免除特約付き、保険料は一生涯払い込み、という条件だと、
40歳女性:5,919円/月
40歳男性:3,936円/月

 

メリット

単品で加入できます

組み合わせて加入する「ベストスタイル」シリーズとは異なり、単品で加入できます。そのため、死亡保障や医療保障は他社で備えているが新たに介護保障を検討したい、という方には選びやすい商品と言えるでしょう。

一生涯の介護保障を持つことができます

加入すれば、払込満了まで保険料も変わらずに介護保障を持つことができます。

一生涯払い続ける終身払いと、一定期間だけ払い込む有期払いから選ぶことができるので、毎月の予算やライフスタイルに応じて選択してください。

要介護1から保険金を受け取れます

要介護1と認定されれば軽度介護一時金を受け取ることができます。

要介護1から保険金を受け取れるほうが安心と思われる方はこの軽度介護一時金特約を付けておくのをおすすめします。

 

デメリット

40歳からしか加入できません

同じ明治安田生命の「ベストスタイル」では15歳から介護の保障をもつことができますが、この保険は40歳以上でないと加入できません。

40歳未満の方で介護保障を検討している方は、若い年齢から加入できるものを検討するのが良いでしょう。

介護終身年金を受け取ると死亡保障がなくなります

この保険には死亡給付金がありますが、介護状態ならずに死亡した場合のみ死亡給付金が支払われることになっています。

終身介護年金には1倍型と5倍型があり、死亡保障を多く持ちたい方は5倍型(終身介護年金額の5倍の死亡保険金がついています)をおすすめします。

ただし、5倍型で加入して終身介護年金を受け取り始めると、死亡保険金が1年ごとに減ってしまいますので、プランニングには注意しましょう。

保険料払込免除になるまで期間を要します

所定の状態になったときに保険料の払い込みが不要になるのが保険料払込免除特約ですが、この保険の軽度介護保険料払込免除特約は、要介護1に認定されてすぐに保険料が免除になるものではありません。

軽度介護一時金を受け取ってから1年経過したときに要介護1,2の認定を受けていれば保険料払込が不要になります。

つまり、1年後に回復していれば保険料払込免除にはならないことになります。軽度介護状態で保険料の払い込みが免除になるのはありがたいですが、1年の待機期間があることに注意が必要です。

 

保険金が支払われない場合

この保険には死亡給付金も付帯されていますが、介護年金を受け取った段階で死亡保障は消滅、または減ってしまいます。

死亡時には死亡保険金を家族に残したいという方は、死亡保障は別の保険で備えるのが良いでしょう。

 

参考:明治安田生命保険相互会社「介護のささえ」
https://www.meijiyasuda.co.jp/find/list/sasae/contract/content/index.html
参考:明治安田生命保険相互会社「介護のささえ ご契約のしおり」
https://www.meijiyasuda.co.jp/find/list/sasae/contract/content/pdf/content_02.pdf

親の介護の前に必須! 実家 親の持ち家の価値を知っておこう

親の介護の期間が長くなればなるほど重くのしかかってくるのが費用の問題。

最初は親孝行の意を込めて快く費用を負担できても、長生きすればどんどん金額が積み上がっていくのが現実。

自分たちの生活もあるので、親の介護費用を援助し続けるには限界があります。

そのため、親の介護費用は基本的にまず親の財産を使っていくことが、お互いのため。

だからこそ、すぐに売る売らないは別にして、
あなたの実家・親の持ち家の価値を知っておく(一度、査定をしておく)ことで、介護費用にあてられる金銭の目処が立ちます。

実家終いノート編集部
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