公的な介護保険と民間の介護保険の違い

第一生命ジャスト 介護年金保険のデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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第一生命ジャスト 介護年金保険のしくみ

加入年齢

15歳~85歳

保険期間

終身

給付要件

介護年金

公的介護保険制度における要介護2以上と認定されたとき、または会社所定の要介護状態が180日継続したと認定されたとき、また1年経過後は生存している限り、介護年金を受け取ることができます。

また、1回目の介護年金が支払われたら、以後の保険料の払い込みは不要になります(保険料払込免除)

死亡給付金

介護年金を受け取る前に死亡したときに、1年分の介護年金と同じ額が死亡給付金として支払われます。

保険料例

単品加入可能な商品ですが、保険料試算のページがないため、試算できませんでした。

 

メリット

一生涯の介護保障を持つことができます

保障が途中で切れたり、更新を迎えて保険料が上がったりすることがありません。

そのため、若い時に加入しておくと、一生涯の介護保障を安い保険料で持つことができます。

ただ、保険料試算をするには保険会社に直接問い合わせないといけないので、保険料が割高なのかそうでないのか判断ができません。気になる人は、保険会社に直接資料請求するか、街中の保険ショップなどで試算してもらいましょう。

単品で加入できます

第一生命の組み立て型保険「ジャスト」シリーズは、介護年金保険などは単品での加入が可能になっています。

死亡保障はすでに他社で備えているが、これから介護保障を充実させたいという方には検討の一つに入れてもよいでしょう。

ただし、「ジャスト」シリーズの保険の中には、介護以外に三大疾病や障害状態などにも備えられる保険があります。

保険会社の担当者によっては、そちらを勧められる可能性もあります。もちろん、保障が手厚いに越したことはありませんが、保険料もその分高額になるので、備えたい範囲や毎月の保険料の予算も頭に入れながら検討しましょう。

要介護2以上に認定されたら一生涯の介護年金を受け取れます

この保険は介護年金を生きている限り受け取れます。他社では一時金のみだったり、何年かだけの年金だったりと、介護の長期化に対してはお金が足りなくなるおそれもあります。

しかし、この保険はいつ介護状態になっても一生涯の介護年金を受け取れる点が安心です。

 

デメリット

認知症と診断されても所定の項目を満たさなければ保険金の受け取りができません

認知症にしっかりと備えたい方は、認知症と診断された段階で保険金が支払われるタイプの保険を選ぶと安心でしょう。

健診割の対象外です

「ジャスト」シリーズのいくつかの保険は、健康診断結果を保険会社に提出すると、健診結果によって保険料の割引(健診割)を受けることができます。

BMIが18.0~27.0、血圧が最低血圧85mmHg未満、最高血圧130mmHg未満、HbA1c5.5%以下といった条件を満たせば、毎月の保険料が割引になります。

しかし、この保険は健診割の対象外となっているため、健康診断結果を提出しても保険料の割引は受けられません。

介護状態にならずに亡くなった場合、死亡保険金は払い込み保険料よりも少なくなります

死亡時に遺族が受け取れるのは、介護年金1年分なので、死亡保障を備えるには向いていません。

大きな死亡保障が必要な人(主に子育て世代の人)は、別に死亡保障を備えておくほうが良いでしょう。

 

保険金が支払われない場合

この保険では、介護が必要な状態であっても、要介護2(公的介護保険制度に加入していない人は要介護2相当と保険会社が認めたとき)以上と認定されなければ介護年金を受け取ることができません。

たとえば、精神障害で働けなくなったり、病気で働けずに収入が減ったりしても、介護認定がなされるかどうかが保険金給付の決め手になります。

働き盛りの世代は特に、介護状態だけでなく就労不能状態の時でも給付金を受け取れるように備えておくと安心でしょう。

 

参考:第一生命保険株式会社
https://www.dai-ichi-life.co.jp/
参考:第一生命保険株式会社「ジャスト 介護年金保険」
https://www.dai-ichi-life.co.jp/examine/lineup/products/just_lineup/kaigonenkin.html
参考:第一生命保険株式会社「ジャスト 健診割」
https://www.dai-ichi-life.co.jp/examine/lineup/products/kenshinwari/index.html

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実家終いノート編集部
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