公的な介護保険と民間の介護保険の違い

住友生命保険 バリューケア介護保障のデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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住友生命保険 バリューケアのしくみ

加入年齢

15歳~75歳

保険期間

一生涯続きます

給付要件

介護保険金

所定の要介護状態になり、それが180日以上継続したとき
所定の要介護状態とは、以下のいずれかに該当したときをいいます。

*歩行や寝返りに関して、全介助または一部介助の状態に該当し、かつ、衣服の着脱、入浴、食事、排せつにおいて2項目以上が全介助を要する状態該当したとき。
*器質性認知症に該当し、意識障害のない状態において見当識障害があるとき。
(アルツハイマー型認知症や脳卒中などによる脳の障害によって、意識がはっきりしているときでも時間、場所、人物の認識ができなくなったときをいいます。)

死亡・高度障害保険金

死亡、または所定の高度障害状態になったとき

保険料例

保険金500万円、契約年齢30歳、保険料払込期間60歳までの場合、
男性:12,065円/月
女性:11,725円/月

 

メリット

ⅰ)貯蓄効果があります。保険料払込中は、解約返戻金の額が少なく設定されていますが、払い込み満了後は払い込み総額よりも解約返戻金のほうが多くなるため、老後の資産形成にも活用できます。

ⅱ)一生涯の介護の保障があります。保険料払込が終わった後も、保障が一生涯継続するので、老後生活に入っても保険料の負担なく介護の保障を持つことができます。

ⅲ)死亡時にも保険金が支払われます。介護状態に該当せずに病気や交通事故などで無くなっても保険金が支払われるため、お葬式代にも備えられます。

 

デメリット

ⅰ)保険料が割高です。

同じ住友生命の商品でも掛け捨てタイプの保障であれば介護状態になれば一時金と年金両方に備えることができますが、この商品では一時金にしか対応していません。現役世代で保険料を抑えながら介護に備えたい方は、掛け捨てタイプを選択するほうが保険料の負担も少なくなってよいでしょう。

ⅱ)保険金支払いの条件が、公的介護保険制度と連動していません。

要介護状態に認定されたからと言って保険金の支払い対象になるとは限りませんし、保険金申請時にも書類の手間もかかる可能性が高いです。

ⅲ)契約年齢が上がると返戻率は下がります。20代、30代で契約すると、保険料払込が終わった後は返戻率が100%を超えますが、40代で契約すると返戻率が100%を超えるまでに時間がかかります。

保険料払込の年数も20代の方ではおよそ40年、30代の方で30年と長い期間にわたるため、支払えるだけの経済的余裕も必要になってきます。

 

保険金が支払われない場合

認知症になっても、見当識障害がないと保険金支払い対象とはなりません。

認知症は、初期の状態であれば時間や場所、人物の特定などをしっかりできる場合もあり、保険金支払いになるには相当症状が進まないと保険金が支払ってもらえない可能性もあります、認知症になったときにスムーズに保険金を支払ってもらうには、認知症と診断された段階で支払ってもらえるような商品を選ぶとよいでしょう。

 

参考:住友生命保険相互会社「バリューケア」
http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/valuecare/
参考:住友生命保険相互会社「バリューケア」約款
http://www.sumitomolife.co.jp/yakkan/pdf3/bara_s.pdf

親の介護の前に必須! 実家 親の持ち家の価値を知っておこう

親の介護の期間が長くなればなるほど重くのしかかってくるのが費用の問題。

最初は親孝行の意を込めて快く費用を負担できても、長生きすればどんどん金額が積み上がっていくのが現実。

自分たちの生活もあるので、親の介護費用を援助し続けるには限界があります。

そのため、親の介護費用は基本的にまず親の財産を使っていくことが、お互いのため。

だからこそ、すぐに売る売らないは別にして、
あなたの実家・親の持ち家の価値を知っておく(一度、査定をしておく)ことで、介護費用にあてられる金銭の目処が立ちます。

実家終いノート編集部
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