公的な介護保険と民間の介護保険の違い

住友生命 未来デザイン1UP 生活障害収入保障特約のデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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住友生命 未来デザイン1UP 生活障害収入保障特約のしくみ

加入年齢

3歳~55歳

保険期間

更新タイプまたは歳満了タイプで選択できます。

給付要件

この特約には、就労不能状態または要介護状態に備えるため、3つの年金、給付金があります。
就労不能状態とは、
A公的年金制度の障害年金1,2級に認定されたとき
または
B保険会社所定の就労不能状態に該当したとき
(障害年金1,2級に認定されていなくても、それ相当の状態、または回復の見込みがないことが分かれば就労不能状態と認められます。)
と認められたとき。
要介護状態とは、
C公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたとき
または
D保険会社所定の要介護状態が180日以上継続したとき
と認められたとき。

ⅰ)就労不能・介護年金(5年保障期間付有期年金)
就労不能状態、または要介護状態でA~Dいずれかの状態に該当したときに、契約者が指定した年金支払い期間だけ就労不能・介護年金が支払われます。

年金の支払いは、65歳満了のプランであれば被保険者が65歳になるまでです。ただし、5年間の年金受け取りが保証されています。
(65歳満了のプランの場合、63歳で保険金支払いに該当すれば、5年間の68歳まで年金を受け取ることができます。)

ただし、精神障害による就労不能状態で公的年金制度による障害年金1,2級に該当しても、就労不能・介護年金支払い対象外です。

ⅱ)就労不能・介護保障充実給付金
就労不能状態または要介護状態のA~Cいずれかに該当したときに一時金(基本年金額1年分)が支払われます。

また、所定の就労不能・要介護状態のうち会社所定の要介護状態に該当したとき、その状態が30日継続するごとに150日まで基本年金額の20%が支払われます。

ただし、精神障害による就労不能状態で公的年金制度による障害年金1,2級に該当しても、就労不能・介護年金支払い対象外です。

ⅲ)特定障害給付金
所定の精神障害状態に該当したとき、一時金(基本年金額×3年分)が支払われます。ただし、契約年齢が14歳以下の場合、特定障害給付金の支払いはありません。

保険料例

就労不能・介護年金額180万円/年、契約年齢30歳、保険期間65歳満了の場合、
男性:4,701円/月
女性:4,131円/月

 

メリット

ⅰ)単品で加入が可能です。以前は、定期保険特約や医療特約も組み合わせて加入する必要がありましたが、すでに他社で備えている方向けに、単品で加入できるようになりました。

介護状態になった場合に備えて、掛け捨てで備えたいという方、介護保障は住友生命で備えたいという方にはおすすめです。
シミュレーションはこちら
http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/1up_vitality/simulation_nyuuryoku_cplan.html?age=30&gender=female&plan=preparatory#result

ⅱ)一時金も年金も備えられます。介護状態は、一度なってしまうと回復がなかなか難しいものです。

つまり、介護認定されたときだけでなく、長期間収入が途絶えることになります。

そんな場合に備えて、一時金や年金タイプの保険商品が販売されていますが、この商品では一時金にも年金にも備えることができるものになっています。

ⅲ)保険料支払い要件がわかりやすいです。

会社所定の就労不能状態、要介護状態だけでなく、公的年金制度や公的介護保険制度の障害年金1,2級や要介護2以上というように、公的な制度と連動しているので、保険金がもらえるかどうかもわかりやすくなっています。

 

デメリット

ⅰ)Vitalityの付加を求められる可能性が高いです。

これは住友生命が推進している健康増進サポートサービスとのことで、毎年の健康への取り組みごとに保険料が変動していきます。

健康増進のためには非常に優れたサービスなのですが、Vitalityの利用料金が毎月発生(税別800円)することや、病気やケガなどで所定の条件をクリアできなかった場合は翌年の保険料が当初よりも上がってしまう可能性もあります。
http://vitality.sumitomolife.co.jp/about/insurance/

ⅱ)精神障害への保障が薄いです。

公的年金制度における障害年金1級または2級に該当したときに保険金支払いの対象となりますが、精神障害においては就労不能・介護年金の対象外となってしまいます。

特定障害年金のみの支払いとなるので、例えばストレスフルな仕事で精神障害状態にも備えたいという方は、日本生命の「もしんものときの生活費」や、チューリッヒ生命の「くらすプラス」などを検討するのが良いでしょう。

ⅲ)掛け捨ての保険です。就労不能状態や介護状態になったときの保障は非常に大きいものになります。

しかし、他に死亡保障や医療保障を持つとなると毎月の保険料も高くなるため、毎月の生活費のことも考慮して加入を検討してください。

 

保険金が支払われない場合

保険期間が一定の、掛け捨ての保険になります。

そのため、保険期間が満了すると、新たに加入しなおさない限り、介護への備えは亡くなります。

いつ何時介護状態になっても保険金を受け取れるようにしておきたい、という方は、一生涯の介護保障を選ぶのが良いでしょう。

 

参考:住友生命保険相互会社「Vitality」
http://vitality.sumitomolife.co.jp/
参考:住友生命保険相互会社「生活障害収入保障特約」
http://www.sumitomolife.co.jp/lineup/select/shouhin/tokuyaku/kaigo_tokuyaku/

親の介護の前に必須! 実家 親の持ち家の価値を知っておこう

親の介護の期間が長くなればなるほど重くのしかかってくるのが費用の問題。

最初は親孝行の意を込めて快く費用を負担できても、長生きすればどんどん金額が積み上がっていくのが現実。

自分たちの生活もあるので、親の介護費用を援助し続けるには限界があります。

そのため、親の介護費用は基本的にまず親の財産を使っていくことが、お互いのため。

だからこそ、すぐに売る売らないは別にして、
あなたの実家・親の持ち家の価値を知っておく(一度、査定をしておく)ことで、介護費用にあてられる金銭の目処が立ちます。

実家終いノート編集部
家を売らなくても、担保にして金融機関からお金を借りることも可能ですし、家の金銭的価値を把握しておけば選択肢が増えますよ。

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