日本全国にフランチャイズ展開している不動産売買仲介業者のハウスドゥ。
最近ではテレビCMでも同じみの会社です。
今や加盟店は500店舗を超え、不動産仲介業のフランチャイズでは国内1位となっています。
さらに、フィナンシャルドゥという不動産担保融資業も行っていることから不動産を活用した金融に強みを持っている会社です。
金融に強い不動産フランチャイズであるハウスドゥは、リースバックにも力を入れています。
2018年6月期では、売上の25.1%をリースバック事業が占めており、不動産売買事業に次ぐ売上規模となっており、リースバック契約件数日本一です。
さらに、2019年にはリースバックの売上を35%まで引き上げるという目標を掲げており、ハウスドゥはさらにリースバックを事業に注力していくことが予想されます。
また、リースバックは自宅に住み続けながらまとまった資金を手にする方法ですが、ハウスドゥのハウスリースバックには、用途に応じた様々な商品があり、商品によって資金化までの時間や、買取価格や売却後の家賃などが異なります。
この記事ではハウスドゥのハウスリースバックについて徹底解説を行っていきます。
Contents
ハウスドゥのリースバックの特徴
ハウスドゥのハウスリースバックの特徴について説明します。
ハウスドゥは他の不動産会社などでは買取が難しい物件でも買い取りに応じてくれる可能性が高くなる特徴がいくつもあります。
さらに、将来的に買い戻しをする価格があらかじめ分かっているため、買い取るのか、借り続けるのかの人生設計を立てやすいという特徴があります。
それではハウスドゥのハウスリースバックの特徴について詳しく解説していきます。
全国対応可能
ハウスドゥのハウスリースバックは、日本全国の不動産に対応しています。
リースバックを扱う業者の中には、首都圏の不動産しか取り扱いをしていないという業者も少なくありません。
首都圏の方が不動産の流動性が高いということもありますが、不動産は現地調査が必要になるため地方の物件は調査に行くことが困難という理由もあります。
しかしハウスドゥは日本全国にフランチャイズ店が500店舗以上あるため、日本全国の不動産がリースバックの対象になります。
地方に居住しており、リースバックを諦めていた人でもハウスドゥであれば自宅に住み続けながら資金化をすることができるかもしれません。
最短20日で現金化
リースバックは不動産の評価や売買手続きに時間がかかるため、平均的には40日程度の時間がかかると言われています。
しかし、ハウスドゥは最短20日で資金化することが可能です。
リースバック契約件数日本一のハウスドゥは査定にかかる時間が非常に短いため、急ぎでお金が必要になる時でも速やかに対応してくれます。
住宅ローンが残っていてもリースバック可能
リースバックの中には住宅ローンが残っている不動産は取り扱わない会社も存在します。
しかしハウスドゥは住宅ローンが残っていても、不動産評価額が住宅ローン残高よりも高ければ買い取りに応じてくれます。
周辺調査は1時間、査定終了まで1週間
ハウスドゥは不動産の査定が非常に迅速です。
現地調査は1時間弱で終了し、その後、会社の中で査定を行い、買取価格が出るまで1週間程度です。
急いでお金が必要になる時には、お金が用意できるのか、いくら用意できるのかということがとても気になりますが、ハウスドゥであれば1週間で買取金額が判明し、20日で資金化することができます。
買い戻し価格が契約時に決定
リースバックは売却した自宅を後から買い戻すことができます。
しかし、いくら用意すれば買い戻すことができるのかということに不安を感じる人も少なくないのではないでしょうか?
その点ハウスドゥは安心です。
ハウスドゥは買い戻し価格が自宅を売却する際に決定します。
このため、リースバックをする際に「買い戻すためにはいくら貯めればよいのか」ということが明確になり、人生設計が立てやすくなります。
購入できないのであればずっと住み続けられる
自宅を買い戻すことができないのであれば、そのあとは無期限で賃貸で住み続けることも可能です。
賃貸期間が決まっているリースバックも多いですが、ハウスドゥのハウスリースバックは原則住み続けることができますので、愛着のある自宅を離れなくてもいいという安心感があります。
評価額が低くても買取可能
リースバックの中には評価額が一定金額以上でないと買い取りできないという業者も存在します。
しかしハウスドゥは評価額が低くても買取に応じてもらうことができます。
築年数が古い物件でもハウスドゥが買取に応じてくれれば少額であっても売却することが可能です。
複数名義人の物件も買取可能
名義人が複数いる物件はそれぞれの名義人と売買契約を締結する必要があるため、手続きがとても面倒です。
このため、複数名義人の不動産の買い取りには応じていない業者も存在します。
しかし、ハウスドゥは名義人が複数いても、名義人全員と売買契約をしてくれるため売却することが可能です。
未相続物件も取り扱い可能
相続が完了していない不動産もハウスドゥであれば売却可能です。
売買時には相続人全員の同意を得て、相続登記を行った上で売却することが可能です。
旧耐震基準のマンションも買取可能
現在の耐震基準を満たしていない、旧耐震基準のマンションもハウスドゥなら買い取りをしてくれることがあります。
旧耐震基準のマンションは評価額がつかないため、買い取りに応じない業者も存在しますが、ハウスドゥなら買取対象としてくれます。
商品が多い
ハウスドゥのハウスリースバックは用途の応じた様々な商品があります。
自宅を売却してまとまった資金を手に入れる以外の使い道にもリースバックを活用することができます。
以下、それぞれのハウスリースバックについて詳しく解説していきます。
クイックリースバック
ハウスドゥは最短20日で資金化してくれるとても買取が早い業者ですが、さらに早く買取を行ってくれるクイックリースバックというプランがあります。
再短9日間で資金化
クイックリースバックでは最短9日間で買取をしてくれます。
場合によっては銀行融資よりも早い速度で資金化できる方法です。
別途手数料が15万円必要
クイックリースバックを利用する場合には、別途手数料として15万円が必要になります。
ハウスドゥはクイックリースバックの不動産を他のリースバックの不動産よりも優先して査定などを行うため、このための費用が必要になるのです。
急ぎで必要な時には最適
子供の大学の入学金を期日までに払わなければならない場合など、急ぎでまとまったお金が必要な場合にはクイックリースバックは強い味方です。
銀行から不動産担保ローンを借りる場合には、不動産の評価と審査などの手続きで2週間から1ヶ月程度の時間がかかることも珍しくありませんが、クイックリースバックであれば、銀行融資よりも早い速度で資金化することができます。
短期リースバック
「短期間だけお金が必要」という用途は珍しくありません。
そのような時にはハウスドゥの短期リースバックを活用すれば他のリースバックよりもお得に資金を手に入れることができます。
2年間だけ賃貸する
短期リースバックで売却後に賃貸できるのは2年間だけです。
2年経過後は退去するか、再度買取をする必要があります。
売却価格が上がり、賃料が下がる
2年間という短期間だけに限定した契約を行う短期リースバックは自宅を売却する際の価格が通常のリースバックよりも高くなります。
また、賃貸する際の家賃も通常よりも安くなります。
2年以内に退去するか、買い戻すことができる計画の人は短期リースバックを利用した方がお得になります。
短期リースバックに向いている人
短期リースバックに向いている人は以下のような人です。
①まとまったお金が必要だが、保険を解約したくない人で、2年以内に満期保険金が入ってくる人
②2年以内には転居する予定のある人
このように「最大2年しか自宅には住まない」「今はお金がないけど、2年以内には買い戻すためのお金を用意できる」という人には短期リースバックが向いています。
シニア住替えリースバック
高齢者向けのリースバックとしてシニア住替えリースバックという商品も用意されています。
これは商品内容としては一般的なハウスリースバックですが、シニア向けに以下のように活用できます。
老人ホームの空きが出るまで自宅を賃貸
老人ホームに入りたいけど空きがないという場合、老人ホームに空きが出た時にお金を用意できないと、他の人が入居してしまいます。
このような時にリースバックで自宅を売却しておけば、空きが出たらすぐにお金を支払うことができます。
しかも、空きが出るまでには賃料を払って自宅に住み続けることができます。
お年寄り向けの活用方法としてハウスドゥはシニア住替えリースバックという商品を用意しています。
新築リースバック
こちらは、まとまったお金を必要とせず、自宅が古くなった人向けのリースバックです。
自宅を新築にしてリース
新築リースバックは、自宅を売却して、ハウスドゥが買い取った自宅を新築して、その後は賃料は払って新築物件に住み続けるというリースバックです。
建て替え費用は用意する必要なし
建て替え費用は、自宅の売却代金から支払われるため、手元にお金がなくても自宅を新築することができます。
近所からは新築したとしか見られない
近所の人にはリースバックをしたということは知られないため、近所の人には自宅を新築したというようにしか見られません。
お金がないからリースバックを活用しているにも関わらず、近所の人にはお金があると見られるかもしれません。
新築リースバックに向いているのはこんな人
自宅を新築にするのであれば、わざわざ自宅を売却するリースバックをしなくても銀行から住宅ローン借りて新築すればよいのですから、新築リースバックの意味はないように思えます。
しかし、以下のような人は新築リースバックに向いていると言えます。
・高齢で住宅ローンの審査に通らない人
・信用上の問題で住宅ローンを審査に通らない人
・住宅ローンが残っている人
このような人は住宅ローンを組むことができないため新築リースバックで自宅を新築するしかありません。
住宅ローン審査に落ちたら新築リースバックを検討するのもよいでしょう。
リフォームリースバック
こちらも新築リースバックと似たような商品です。
自宅をリフォームしてリース契約
リフォームリースバックはハウスドゥに自宅を売却して、ハウスドゥがリフォームした自宅に賃料を払って居住するという方法です。
リフォーム費用は用意する必要がない
リフォーム資金は自宅の売却代金が充てられるため資金がなくてもリフォームすることができます。
近所からは持ち家をリフォームしたとしか見られない
やはりリフォームリースバックも近所には持ち家をリフォームしたようにしか見えません。
こちらも銀行のリフォームローンの審査に通過できない場合に活用することができそうです。
資産活用リースバック
自分が所有する不動産を活用して資産運用をしたいという人は少なくありません。
しかし、資産運用は手元にお金がないと行うことができませんがハウスドゥの資産活用リースバックであればお金がなくても資産運用をすることができます。
自宅をリースして資産運用
資産活用リースバックでは、自宅を売却してそのまま住み続けるという点は通常のリースバックと同じですが、資産活用リースバックでは売却代金で資産運用を行うのです。
例えば、自宅の空き地を駐車場として開発して、収入を得るという方法です。
資産運用の収入は自分の収入になります。
ハウスドゥに払う家賃よりも収入が上回れば利益を出すこともできます。
手持ち資金がなくても資産運用ができる
手持ちの資金がなくても資産活用リースバックを使用すれば不動産を活用した資産運用をすることができます。
自宅敷地が広い人にオススメ
自宅の敷地が広い人は、居宅スペース以外の土地を活用して収入を得ることができるためおすすめです。
もちろん銀行融資を受ければ不動産投資も行うことができるため、やはり資産活用リースバックも銀行審査に通らない人が有効活用できる方法と言えるでしょう。
ハウスドゥはリースバックをした顧客対応も充実
ハウスドゥは高齢者向けのリースバックが充実しています。
リースバックは高齢者を狙った悪徳業者が多いですが、ハウスドゥはむしろ高齢者に対してだけ特別なサービスを行っています。
ハウスドゥのハウスリースバックを利用した高齢者に対して訪問サービスを行っています。
高齢者の訪問サービス
ハウスドゥは65歳以上の単身の高齢者に対して以下の訪問サービスを実施しています。
65歳~75歳:2ヶ月に1度訪問
75歳以上:毎月訪問
サービス内容
① 30分程度の対話/コミュニケーション
② 身の回りのお手伝いサービス
③ 必要品などのお届けサービス
高齢者の孤独死が社会問題化していますので、訪問サービスがあるので、遠くに居住する家族も安心です。
まとめ
リースバック取扱件数日本一のハウスドゥには様々なリースバックのプランがあります。
しかし、基本的にリースバックの活用方法は自宅に住み続けながらまとまったお金が必要という場合にメリットがあります。
新築もリフォームも不動産の開発も銀行融資で対応でき、利息の負担の方が家賃負担よりも絶対に軽くなります。
これらのリースバックは銀行で融資を受けることができない場合に利用を考えた方がよいでしょう。
いずれにせよ、最短9日間で自宅が売却できるというのは大きなメリットですので、急いでまとまったお金が必要な場合にはハウスドゥのハウスリースバックの利用を検討してはいかがでしょう。