介護保険サービスはたくさんあって、どう探せばいいかわからないし面倒。そんな悩みも、実はカンタンに解決できるよう街やインターネットに情報が溢れています。今回は「介護保険サービス」の探し方をご紹介します。
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1、厚生労働省の「介護サービス情報公表システム」
各都道府県及び厚生労働省が運営する「介護サービス情報公表システム」は、全国約19万か所の「介護サービス事業所」の情報を検索・閲覧することのできるウェブサイトです。
親御さんがお住いの「都道府県」をクリックして、「介護保険事業所」「地域包括支援センター」「生活支援」「住まい」「医療機関」「薬局」 6つのサービスを検索することが可能です。
「介護サービス情報公表システム」のメリットは、事実情報しか記載されていないところです。介護保険サービスとして基本的な情報が細かく記載されていますので、必要な情報は全てここだけで揃います。家にいながらゆっくり基本情報を集めるk遠ができるので便利です。
- リンク先
- 介護サービス情報公表システム
- 運営
- 各都道府県及び厚生労働省
- ウェブサイト(URL)
- http://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/
2、市役所のウェブサイト「介護保険事業者一覧」
各市役所が公開している介護保険サービス事業所一覧です。『◯◯市 介護保険事業者一覧』などとGoogleやYahoo!にて検索するとすぐに目的のウェブサイトを見つけることができます。
各市役所のWEBサイトには、市内で提供される「介護保険事業者一覧」をダウンロードすることができます。ワード・エクセル・PDFなどの書式なので、印刷も可能。
「介護サービス情報公表システム」とは違い、事業所名と住所と電話番号だけしか記載されていませんが、これはこれで重宝します。無料ですのでダウンロードしておいても損はありません。直接市役所の介護保険課に行けば、「介護保険事業者一覧」の用紙をもらえます。
3、地域包括支援センター
「地域包括支援センター」に相談に行く方法もあります。「地域包括支援センター」は、親御さんがお住いを管轄する「地域包括支援センター」が決まっておりますので、あらかじめ市役所のウェブサイトか、1の「介護サービス情報公表システム」にて調べてからいきましょう。
「地域包括支援センター」には、主任ケアマネージャーと呼ばれるケアマネージャーの上級資格を取得された方がいます。主任ケアマネージャーとは、地域のケアマネジャーをまとめる立場にある人。あなたの望むケアマネージャーを紹介してくれるでしょう。
まとめる立場にある人ですので、「居宅介護支援事業所」の一覧ではなく、ケアマネジャーの一覧をもらうことができます。「地域包括支援センター」には、主任ケアマネージャーの他にも、社会福祉士、保健師などの専門知識を持った職員がいます。高齢者のなんでも相談所的な役割なので、他にも悩みがあれば相談に乗ってくれます。
4、通院先・入院先の「医療ソーシャルワーカー」
入院していた病院、または通院先の主治医や看護師、「医療ソーシャルワーカー」に紹介してもらう方法もあります。
特に、「医療ソーシャルワーカー」は、介護や他の病院関係者との連携を取ることも仕事の一つですので、「地域包括支援センター」にいる主任ケアマネージャーとはまた違った視点で、適切なアドバイスをくれると思います。
「医療ソーシャルワーカー」は、患者さんの自立した生活を手助けすることを使命にしておりますので、医療側の人間です。第三者的目線で介護保険サービスを紹介してくれるので、とても貴重な意見になります。
5、介護保険サービスの職員
すでに、訪問介護やデイサービスなどの介護保険サービスを利用している方でしたら、現場の人からの情報を収集することもオススメです。この場合、他の介護保険サービス事業者(訪問介護の職員からはデイサービスなど)の情報を聞くことになります。
すでに介護保険サービスを利用している場合、ケアマネージャーに聞くのが普通のやり方ではありますが、それはケアマネージャーからの視点です。現場で働く職員からの視点とはかなり異なります。
介護保険サービス事業者の紹介は、現場の職員の直接的な仕事ではないので、率直な意見や情報を聞くことができます。ただし、主観的な意見には注意が必要です。感情的な意見や感想はその職員個人の意見として参考までにとどめておきましょう。事実情報だけを抽出することをお勧めします。
いかがでしたか。今回は「介護保険サービス」の探し方をご紹介しました。これで介護保険サービスの情報をカンタンに調べることが可能です。ぜひ参考にしてみてくださいね。