老親ひとり暮らしの生活支援と介護

親の入院中に必要な下着の準備4つの注意点 オムツ・T字帯・前開き

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入院中の下着は「オムツ」か「T字帯」

 しっかり歩くことのできない方、または救急搬送された場合などは、尿道口から膀胱まで管を通されており(尿道カテーテル)、トイレに行かなくても良いような状態になっています。さらに、「オムツ」を着用されている場合が少なくありません。

このような状態にある親御さんの場合、下着は必要ありません。もし必要なら、看護師さんにどのような下着を用意してくださいと言われます。この場合、「T字帯」と呼ばれるふんどしのような下着を用意するように言われると思います。

ネットなどでも注文できますが、病院内にある売店やコンビニでも購入可能。価格も数百円とあまり高くありませんので心配ありません。洗濯して何度でも使うことができます。タオルなどと一緒に、ご家族が家または病院にて洗濯する必要があります。

もしご家族がマメに病院に足を運べないようであれば、多めに購入しておく必要もあるかもしれません。どのくらいの数を用意すれば良いか、看護師さんに相談しましょう。

「オムツ」代は1日約1,000円

「オムツ」の場合、使い捨てになりますので、毎月、または退院時の入院費支払いの際に「オムツ」代が加算されることを考えておきましょう。

おおよそですが、おむつ・紙パンツ1つ300円。尿もれを防ぎ、高いオムツの交換も防ぐことのできる生理用品のようなパットは1つ100〜150円です。

仮にもし、1日にパットを4回、おむつを1回交換するとしたら700〜900円になります。1ヶ月間で21,000〜27,000円。

尿道カテーテルをしている場合など、交換回数がもっと少なくて済む場合もあります。清潔を保つため、見た目に汚れなくても交換する回数が決められているなども考えられます。1日にパットを4回、おむつを1回はあくまでも目安です。

途中から下着を用意するように指示される可能性も考慮しておく

 高齢者の救急対応での入院ではあまり考えられませんが、心身ともに大きな衰えもなく動ける状況もあるでしょう。そのような状況では、尿道カテーテルを外してくれる場合も考えられます。

もちろん、オムツを外して良いと許可が得られる場合もあるかもしれません。その時は、看護師さんの指示で、途中から下着が必要になる場合もあること考慮しておきましょう。

女性の場合は「前開きソフトブラジャー」なども必要

 ベッドから全く動けない状況などを考えると、必ず必要なわけではありませんが、女性なら年連に関係なく、誰もが気になるところです。お見舞いなどの来客もあるかもしれません。このような場合、バストラインがとても気になります。

そうかといって、ブラジャーなどの通常の下着は利用できません。そこで登場するのが「前開きソフトブラジャー」「前開きソフトブラジャー付きパジャマ」「カップ付きキャミソール」などです。

ただし、入院中に一番大切なのは治療です。治療の邪魔をするものであってはいけません。命に関わるからです。そのため看護師さんに相談の上バストラインを覆う下着の準備をしましょう。前もって入院する際の説明でも教えてくれると思いますので心配はいりません。

空き家になった実家を放っておくと…

老親の介護施設入りで空き家になった実家や、相続しても住まない実家は、ついついそのままに放っておいてしまいがちですよね。

家は住んでいてこそ保たれるので、住んでいない家というのは傷みが進むのが早いです。

また、固定資産税を払い続けるだけでなく、家の傷みが進むことで維持管理の費用がかさむという金銭的な痛手も大きくなります。

もちろん、親の思い出、自分が実家に住んでいた時の思い出などあるでしょう。

でも、その思い出は心に残すものです。朽ちていく家の行く末を自分の子供世代に負わせるわけにも行きませんよね。

もし売却を検討する場合、自分たちの生活もあるので何度も実家近くの不動産屋に足を運ぶのが難しいこともあるでしょう。

そうであれば、家の近くの不動産屋だけでなく、不動産一括査定や買取再販業者も合わせて利用してみることをおすすめします。

物屋敷 整太
家は売るだけでなく、担保にして金融機関からお金を借りることも可能ですし、いずれにしても家の金銭的価値を把握しておくことは大切ですね。

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  • この記事を書いた人

孝行(たかゆき)

40代男性。有料老人ホーム、訪問介護、グループホームに勤務経験があり介護の現場に詳しい。主任やユニットリーダー兼計画作成担当者も経験。介護事業新規立ち上げ手伝い中。旧サイト名「フィリアル(親孝行)」部分の記事を主に執筆。

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