高齢者向け生活家電やIoTテクノロジー

生活の質≈起床の質!スマホ連動型カーテン自動開閉機『mornin’+』とは

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太陽光で自然に目覚めることのできる心地よさ。親御さんの遠距離介護の手助けにも。あなたの家の普通のカーテンを、スマホでタイマーをセットして、カーテンの自動開け閉め可能なIoTカーテンに変えることのできるめざましカーテン『mornin’+(モーニンプラス) 』をご紹介します。

めざましカーテン『mornin’+(モーニンプラス) 』とは

めざましカーテン『mornin’+(モーニンプラス) 』

めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス) スマホ連動型カーテン自動開閉機 太陽の光でスッキリ目覚める 新機種 MN-C02

 『mornin’+(モーニンプラス) 』とは、スマホのBluetooth機能を利用して、普通のカーテンを自動で開け閉めしてくれるIoT製品です。

2018年2月14日に発売されたばかりの最新モデル。企画・開発・販売は、ロボットや精密機器を開発する日本企業「株式会社ロビット」が行なっています。

2018年2月21日時点における、Amazonでの販売価格は税込7,538円でした。とても安いところも魅力の1つです。

2016年7月に販売された初代『mornin’(モーニン) 』は「2017年度グッドデザイン賞」を受賞したが欠点もあった

 『mornin’(モーニン) 』は、2016年7月に販売された世界初のスマホ連動型カーテン自動開閉機です。

『mornin’(モーニン) 』の良いところは、太陽光による快適な目覚めが約束される点にあります。しかも、価格もリーズナブル。取り付けから設置までも簡単で、高齢者や身体に障害のある方に高い支持を得られている製品です。

実際、「2017年度グッドデザイン賞」を受賞しており、公益財団法人日本デザイン振興会にも「よいデザイン」であることが認められています。しかし世界初でしたので、逆に不便になってしまうような欠点もありました。『mornin’(モーニン) 』を取り付けると、手での開閉ができなくなってしまうのです。

障害があり、ほとんど室内を一人で動くことができない方にとっては、手での開閉ができなくても大きな問題はありません。しかし、不自由がない方にとって、寝起き以外でカーテンの開け閉めができなくなってしまうことが、逆に不便でした。

2018年2月14日発売の最新モデル『mornin’+(モーニンプラス) 』は手でも開閉できる

 2018年2月14日、最新モデルの『mornin’+(モーニンプラス) 』が発売されました。もちろん、『mornin’(モーニン) 』の欠点は補なわれており、手で開閉することもできます。そのため『mornin’+(モーニンプラス) 』は、ユニバーサルデザインに進化したと言って良いのではないでしょうか。

その日1日の生活の質は「はじめよければ終わりよし」

 

 「はじめよければ終わりよし」ということわざがあります。物事ははじめがうまくいけば、最後まで順調に進み、良い結果を得られるといった意味です。

このことわざは、様々な事柄に当てはまり、仕事や競争などにもいえることです。スタートがうまくいくと、過程や結果もうまくいきやすいですが、スタートに失敗すると、最後まで切り替えることができず引きずってしまい、そのまま最後までうまくいかないなんてこともあります。

もちろん日々の生活にも当てはまります。毎日疲れているにもかかわらず、目覚まし時計のアラームに叩き起こされた場合の1日の始まりを思い出してみてください。重い体を無理矢理引きずり起こして、ふらつきながら洗面し、食欲がわかず少ない朝食で出勤。このような状態では、仕事に身が入らないのではないでしょうか。

休みの日、ゆっくり寝ていられると気を抜いて寝ていたのに、家族や友人に心なく叩き起こされた時はどうでしょうか。仕事の日とは違い、想定外に叩き起こされますので、気分は最悪で、起こした相手は災厄としか思えません。

逆に誰にも邪魔されることなく、10時間以上だらだら寝過ぎてしまった場合はどうでしょうか。起きた時、頭はスッキリしていますか。体は痛くありませんか。「もう休みが終わってしまう。なんだか勿体無い。」なんて思うこともあるかと思います。

たくさん眠れたはずなのに、思ったほどスッキリ目覚められておらず、残念な気持ちを抱くこともあります。

その日1日の生活の質は、ある程度起床の質に左右されます。「生活の質=起床の質」と言ってしまったら間違いになりますが、「生活の質≈起床の質」ほとんど等しいと控えめであれば、ある程度共感していただける方もいますでしょうか。

施設に暮らす高齢者の場合、施設の都合で毎朝叩き起こされているのが一般的です。たくさんの高齢者を、少ない人数で起床介助しなければなりませんので仕方のないことです。もし、起床介助時に怒られたとしても、せめて自分の身に置き換えて、怒るのは当然かもしれないと考える必要があるかもしれません。

眠りの科学に基づいて、太陽の光で自然に起きることができる

 夜太陽が沈むと、自然と脳内に「メラトニン」という物質が分泌されます。「メラトニン」の役割は、人を睡眠へと誘うことです。「メラトニン」の分泌は、太陽光を浴びることで止まります。そのため、太陽光を浴びるだけで自然に目覚めることができるのです。

目覚ましや人に起こしてもらう場合、脳内に「メラトニン」が分泌されたままになります。そのため、やっと目を開けることができたとしても、眠くて眠くて仕方がないのです。

では、はじめから太陽光を浴びることができたらどうでしょう。目覚ましや人に無理矢理叩き起こされるのではなく、太陽光が先に脳内の「メラトニン」分泌を止めてくれます。そのため、自然と目が覚め、頭もスッキリした状態で起床することができます。

目覚まし時計のように、スマホアプリで設定した時間に、自動でカーテンが開閉

 『mornin’+(モーニンプラス) 』は、スマホアプリにて、目覚まし時計のようにタイマーを設定して、設定した時間にカーテンを開閉することができます。平日と休日のカーテン開け閉め時間を変えることも可能。

防犯対策にも役立つ

 仕事や旅行などの外出時間、例えば昼などにもタイマーを設定しておけば、防犯対策にもなります。一度スマホにてタイマーを設定してしまえば、スマホが近くになくても『mornin’+(モーニンプラス) 』は、設定した時間に動作します。

遠距離介護などにも役立つ

 一度スマホにてタイマーを設定してしまえば、スマホが近くになくても動作する『mornin’+(モーニンプラス) 』ですから、親御さん宅に『mornin’+(モーニンプラス) 』を設置・設定しておけば、親御さんの起床に役立ち、健康の助けとすることも可能です。

Wi-Fi機能がなく、Bluetoothにての操作になるので、10m以内での操作が必要。そのため、親御さん宅に行かなければ設定変更ができませんが、そうそう起床時間が変わることはありません。最初だけの設定ですみます。

リモコンのようにその都度遠隔操作できる

 リモコンモードを利用すれば、その都度カーテンの開け閉めをリモコン操作することもできます。1台のスマホで4台の『mornin’+(モーニンプラス) 』を使用できるので、出かけるときにスマホでいっせいにカーテンを閉めるなんてことも可能です。

工具不要 カーテンレールへの取り付けも簡単

 『mornin’+(モーニンプラス) 』の取り付けはとても簡単です。まずは、左のカーテンと右のカーテンを真ん中でくっつける役割を担う「マグネットランナー」という部分から、カーテンを取り外します。

その取り外した部分に『mornin’+(モーニンプラス) 』を取り付けます。『mornin’+(モーニンプラス) 』本体のボタンを押すと「ランナー」と呼ばれる、カーテンレールの中をコロコロ回転しながら動くタイヤのような部分が、グルンと回って、カーテンレールに簡単に差し込むことができます。

カーテンレールに差し込んだら、ボタンを離せば元に戻ります。こうして取り付けたら、最初に取り外した「マグネットランナー」とカーテンを元に戻します。『mornin’+(モーニンプラス) 』がカーテンの裏に隠れる形です。

あとはスマホに「めざましカーテン mornin' plus [モーニンプラス]」アプリをダウンロードしてタイマーを設定。たったこれだけで、あなたの家の普通のカーテンが、IoTカーテンへの早変わりします。

めざましカーテン mornin’ plus(モーニンプラス) スマホ連動型カーテン自動開閉機 太陽の光でスッキリ目覚める 新機種 MN-C02

外形寸法 約62mm×110mm×46mm(横×高さ×奥行)

質量 約108g(電池を除く)

電源 単3アルカリ乾電池 3本 動作時間 約6ヶ月(条件による)

通信規格 Bluetooth® low energy

同梱物 特殊レール用アタッチメント お試し用単3アルカリ乾電池

クレジット Copyright© Robit Inc. - All Rights Reserved. 公式サイトの情報を基に記述しています。

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実家終いノート編集部
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  • この記事を書いた人

孝行(たかゆき)

40代男性。有料老人ホーム、訪問介護、グループホームに勤務経験があり介護の現場に詳しい。主任やユニットリーダー兼計画作成担当者も経験。介護事業新規立ち上げ手伝い中。旧サイト名「フィリアル(親孝行)」部分の記事を主に執筆。

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