要介護度や認知症が重度化するにつれ、サポートなしでの生活が難しくなっていきます。その生活をサポートするため、さいたま市ではさまざまなサビスを用意してくれています。今回は高齢者が安心して暮らせるようさいたま市が提供しているサービスをまとめてみました。
Contents
親御さんが認知症ならもらって損なし無料の資料
認知症ガイドブック(認知症ケアパス)
認知症の進行状況に応じて、さいたま市内でどのようなサービスや支援を利用することができるのかがまとめられた資料です。
さいたま市認知症情報共有パス「つながりゅう ささえ愛ノート」
認知症の親御さんとその家族が地域で安心して暮らしていくには、それに関わる方達の支援が必要です。しかし、役割の異なる者同士が、円滑なサービス提供をすることができなければ、支援内容が充実しません。
そこでさいたま市は、病院や介護関係者など、役割の違う者同士の情報共有と連携強化を図ることを目的に、「つながりゅう ささえ愛ノート」を用意しました。「つながりゅう ささえ愛ノート」の具体的活用方法は、病院と介護保険サービス事業者が、お互いに不足する情報を補い合うために利用されます。
「つながりゅう ささえ愛ノート」は、各シニアサポートセンター、各区役所の「高齢介護課」、認知症疾患医療センター(埼玉精神神経センター)、さいたま市社会福祉協議会大宮サービスセンター(認知症高齢者相談事業の対象者)でもらうことができます。
さいたま市徘徊見守りSOSネットワーク
さいたま市徘徊見守りSOSネットワークとは、徘徊のために行方が分からなくなった高齢者等をさいたま市全体で協力しあって捜索することで、早期発見するためのネットワークシステムをいいます。
徘徊をする可能性のある高齢者の家族が、あらかじめ市役所に登録することができます。事前に登録する情報は、氏名・年齢・住所・身体的特徴・写真等。行方不明が発生したら、家族が「市いきいき長寿推進課」連絡し、行方不明時の服装や様子等の情報を聴取。
登録済み情報と合わせてネットワーク協力機関へ送付し、発見協力を依頼する形になります。いつ何があるかわかりませんし、発見が遅れると事故に巻き込まれてしまうこともありますから、ぜひ登録しておきましょう。
さいたま市在宅高齢者等宅配食事サービス
さいたま市が運営する配食サービスです。さいたま市にお住いの65歳以上の方の中で、自分で料理することが難しい高齢者だけで暮らす方だけが利用できます。月火水木金の週5日夕食だけなので、朝食と昼食も必要な方は民間企業が提供する配食サービスと併用する必要があります。
安否確認も兼ねているので、弁当は手渡しになります。1食400円なので、ご自身で料理する場合のおおよそ1.5倍程度の料金で済むのでお得です。
いかがでしたか。今回は高齢者が安心して暮らせるようさいたま市が提供しているサービスをまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。