公的な介護保険と民間の介護保険の違い

フコク生命未来のとびら 介護保障特約のデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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フコク生命 未来のとびら 介護保障特約の しくみ

加入年齢

3歳~75歳

保険期間

一定期間のみの保障(有期型)または、一生涯の保障(終身型)から選ぶことができます。

給付要件

公的介護保険制度における要介護2以上と認定されたとき、または所定の要介護状態に該当したときに、介護保険金が支払われます。
所定の要介護状態とは、
*所定の認知症による要介護状態に該当し、その要介護状態が継続して90日あること。
*所定の寝たきりによる要介護状態に該当し、その要介護状態が継続して180日あること。
となっています。

また、公的介護保険制度の要介護1と認定された場合には、軽度介護給付金として介護保険金の10%が支払われます。

軽度介護給付金の給付がなく、介護給付金が支払われる状態になったときには、軽度介護給付金の支払い額を上乗せして支払われます。

介護保険金を受け取る前に亡くなった時には、責任準備金が支払われます。

軽度介護給付金の給付がなく、介護給付金が支払われる状態になったときには、軽度介護給付金の支払い額を上乗せして支払われます。

介護保険金を受け取る前に亡くなった時には、責任準備金が支払われます。

保険料例

この保険では、未来のとびらシリーズの他の保障とあわせて持つ必要があるので、単品での保険料の算出ができませんでした。

 

メリット

ⅰ)介護状態になったときにまとまったお金で備えることができます。

未来のとびらシリーズの介護保障には、今回紹介した一時金で備える以外にも介護終身年金特約があり、介護状態に該当したときに一生涯の年金が受け取ることができます。

介護終身年金特約も組み合わせることで、しっかりと介護に備えることができます。

ⅱ)要介護1でも保険金を受け取れます。多くの保険会社では要介護2以上で保険金を受け取れる場合が多いのですが、この商品は要介護1から保険金の対象となります。

要介護1の認定なしに要介護2以上と認定されたときは要介護1にも該当したとみなし、給付金を受け取れます。

ⅲ)死亡保障がありません。「独身なので、介護には備えたいが死亡保障はもう必要がない。」という人には、この保険だと不要な保険料を払わずに済むので良いでしょう。

介護と死亡、目的に合った保険を無駄なく選ぶことができます。

 

デメリット

ⅰ)単品加入ができません。未来のとびらは、死亡保障、身体障害と介護保障、医療保障、就業不能保障、といった、目的別の保険を組み合わせて持ちます。

日本生命の介護保障保険は、それぞれ単品の商品ですが、富国生命の場合は必要な保障を組み立てて作るので、医療保障や死亡保障も一緒に持つ必要があります。

ⅱ)軽度介護給付金は要介護1の認定がないと支払われません。

要介護2以上で支払われる介護保険金は、要介護2以上と認定、または会社所定の要件を満たせば保険金を受け取れます。

そのため、公的介護保険に加入していない40歳未満の人でも保険金を受け取ることができます。

しかし、軽度介護給付金は要介護1の認定がなされないと給付金を受け取れないため、介護保険制度対象外となる40歳未満は給付対象外となります。

ⅲ)認知症の診断では給付金を受け取れません。

他の保険会社では認知症と診断された段階ですぐに保険金が受け取れる場合もありますが、この保険では認知症になって90日経過しないと保険金、給付金申請の対象にならず、保険金、給付金の受け取りに時間を要します。

 

保険金が支払われない場合

介護保障特約の有期型は、終身型に比べて保険料は割安です。しかし、最長80歳までの更新になります。

つまり、80歳を超えると保障は消滅し、介護の備えがなくなってしまいます。

有期型で契約した場合、80歳以降に介護状態になっても保険金の支払いはありません。

介護のリスクが高い年齢で保障がなくなってしまうので、有期型を選択する場合は80歳で保障がなくなる点を考慮しておきましょう。

終身型は、有期型に比べて保険料は割高になりますが、保険料がずっと変わらないのと、80歳以降も保障が継続するため、最低限の一時金だけ確保したい人には終身型を持つのもよいでしょう。

 

参考:富国生命保険相互会社
https://www.fukoku-life.co.jp/
参考:富国生命保険相互会社 未来のとびら
https://www.fukoku-life.co.jp/plan/lineup/insurance/kumitate/tobira/index.html

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親の介護の期間が長くなればなるほど重くのしかかってくるのが費用の問題。

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そのため、親の介護費用は基本的にまず親の財産を使っていくことが、お互いのため。

だからこそ、すぐに売る売らないは別にして、
あなたの実家・親の持ち家の価値を知っておく(一度、査定をしておく)ことで、介護費用にあてられる金銭の目処が立ちます。

実家終いノート編集部
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実家じまいノート編集部

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