離れて暮らす老親の生活支援と介護

高齢者の入院!パジャマとライフスタイルにあった洗濯の仕方4種類

 親御さんが入院。家から遠いいし、仕事も休めないって方もいれば、家から近く毎日面会できるって方もいます。そんな入院中の洗濯も、4つの方法からあなたにあった洗濯方法が見つかりますので安心です。今回は、パジャマの選び方と洗濯の仕方をご紹介します。

パジャマは基本『ゆかた』

 パジャマは、体を自由に動かすことのできない親御さんが着替えやすいものを選びます。救急搬送された場合は特に、親御さんが自分一人で着替えることができないと考えておくべき。だいたいの病院で『ゆかた』の用意をお願いされるかと思います。

 『ゆかた』のメリットは、前が全面大きく開くところ。着替えがしやすく、医師や看護師が処置や着替え介助をしやすいので、動けない方にぴったりです。

 欠点は、足元がヒラヒラするところ。そのため、元気になってベッドから移動することができるようになった場合に不向きです。ですが、70〜80歳の高齢での入院では、病院にいる間ずっと、動けないほどの状態が想定されますので『ゆかた』だけあれば十分です。

パジャマとタオルを自宅で洗濯する

 家族が車で頻繁に面会できるようでしたら当然、『自宅で洗濯』することをお勧めします。無料ですし、面会のついでなので大きな手間にもなりません。この場合、パジャマとタオルは、それぞれ多めに用意して持っていかなければなりません。

 汚して1日に何度も着替えることを想定して、最低でも常に2〜3着の予備があるようにしておきましょう。もし、オムツ対応になり、失禁が多い場合は、4〜6着の予備が必要です。

パジャマとタオルを病院内コインランドリーで洗濯する

 頻繁に面会できるけど、タクシーや電車、バスをご利用の方には『病院内コインランドリーで洗濯』することをお勧めします。どの病院もおおよそ1回100円で洗濯から乾燥までできます。洗濯機と乾燥機が分かれている病院では、100円づつ料金がかかるかもしれません。病院によっては100円以上することろもあります。

寝衣やタオルをレンタルする

 家族の誰も頻繁に面会できないようでしたら『寝衣やタオルをレンタル』することをおすすめします。価格も非常に良心的で、それでいて一番安心できる洗濯方法です。

 入院当初、入院申込書と一緒に「寝衣レンタル申込書」も渡されます。「寝衣レンタル申込書」では、どこの病院でもだいたい『ゆかた』と『作務衣(サムエ)』から選択できますが、看護師に『ゆかた』を選択するよう言われるかと思います。申し込むと、レンタル業者が毎日、『ゆかた』を病室にもってきてくれる仕組みです。

 「寝衣レンタル」のメリットは、着替えが尽きない点です。料金はどこの病院も日額300円程度。タオルもレンタルしたら日額500円くらい。1着ではなく、日額であることに注目です。1日になんどもパジャマを汚してしまうこともあります。そんな時に安心なシステムなのです。

 家族が管理する場合、想定した以上にパジャマを汚し、着替えが足りなくなってしまうこともあります。「寝衣レンタル」なら、1日何度でも業者が用意するたくさんの『ゆかた』から着替えが用意されます。それでも日額なので料金は変わりません。

入退院サポートサービスを利用する

 頻繁に面会もできず、病院が「寝衣レンタル」をしていなかった場合、『入退院サポートサービス』を利用するしかありません。親御さんがご自身で動けるようでしたら「病院内コインランドリー」を利用できますが、まず動けないと思った方が良いでしょう。

 『入退院サポートサービス』は、訪問介護サービスを提供している会社が、実費負担でのサービスとして提供しています。例えば、介護業界最大手である「ニチイ学館」なども『入退院サポートサービス』を行なっています。

 『入退院サポートサービス』は、寝衣の洗濯だけでなく、買い物や入院中の見守りお話し相手、留守宅の掃除などまで、時間が許す限りお願いできます。その分、1時間3,000〜7,000円と高額ですので、病院が「寝衣レンタル」を提供しておらず、面会もいけないような、どうしてもの時だけ頼みましょう。

もし、入院中に動けるようになったら『ゆかた』から『作務衣(サムエ)』に

 70〜80歳もの高齢者の入院ともなると、多くの場合、入院期間中動くことはできません。救急車で搬送された病院から、リハビリ中心の病院に転院したとしても、今までの日常と同じように動けるのは極々稀です。

 それでももし、手術後安定し動けるようになっていた場合。医師や看護師にベッドから降りて自由に移動して良いと許可を得られるかもしれません。そのような許可が出たら、『ゆかた』から『作務衣(サムエ)』に切り替えましょう。

 『作務衣(サムエ)』は、「ジンベエ」にそっくりですが、袖が長く、ズボンも長ズボンです。着用シーズンは「ジンベエ」が夏だけに対し、『作務衣(サムエ)』は春夏秋冬オールシーズン着用を想定して作られています。『作務衣(サムエ)』であれば、着替えも楽で『ゆかた』と違い足元がひらひらしません。

 ちなみに、「寝衣レンタル」は、途中でも『ゆかた』から『作務衣(サムエ)』に切り替え可能です。料金も一緒。

いかがでしたか。今回は、パジャマの選び方と洗濯の仕方をご紹介しました。これで、入院中の洗濯も安心です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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実家終いノート編集部
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  • この記事を書いた人

孝行(たかゆき)

40代男性。有料老人ホーム、訪問介護、グループホームに勤務経験があり介護の現場に詳しい。主任やユニットリーダー兼計画作成担当者も経験。介護事業新規立ち上げ手伝い中。旧サイト名「フィリアル(親孝行)」部分の記事を主に執筆。

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