高齢者になると、歩くのが遅くなったり、おしっこを我慢していられなくなったりして、徐々にトイレに間に合わなくなってきます。
そこで考えるのが、「失禁パンツ」「尿取りパット」「ポータブルトイレ」などです。「失禁パンツ」や「尿取りパット」は、咳やクシャミなどで少しモレてしまう方に重宝します。
「ポータブルトイレ」は、寝室からトイレまでが遠い方、視界が悪く危険な夜間の間だけ、トイレまでの歩行が困難になってきた方にとって、とても便利で助かる製品です。
しかし匂いが問題。そこで今回は、匂いを防ぐ、ポータブルトイレ消臭剤の種類を5つご紹介します。
一緒に、ポータブルトイレ「取扱説明書」に記載されるトイレポットの水の量についてもご紹介。
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ポータブルトイレ「取扱説明書」通りの水の量は1〜2L(高さ2~5cmくらい)
ポータブルトイレ用ポット(バケツ)の容量は、おおよそ10リットルあります。ポータブルトイレの「取扱説明書」を開くと、「トイレポットに1〜2リットルの水を入れ、消臭剤を入れる。」と記載されています。
トイレポットの高さは、約25cmありますから、10リットルの1/10である1リットルなら、単純に計算して2.5cmくらい水を入れることになります。
2リットル入れる場合はその倍ですから5cm。トイレポットに1〜2リットル(2〜5cm)の水を入れてから、下でご紹介する消臭剤を溶かします。
消臭剤フォームタイプ
最もお手軽な消臭剤の一つです。髪につけるあわスプレー缶と同じ要領で利用するタイプなので、場所を取ることもありません。
トイレポットに1〜2リットル(2〜5cm)の水を入れ、スプレーを下に向けて水の表面にあわを噴射するだけです
消臭剤シートタイプ
シートタイプもお手軽な消臭剤の一つです。水に溶けるシートで、消臭剤の役割を果たします。
トイレポットに1〜2リットル(2〜5cm)の水を入れ、シートを1枚入れるだけ。
消臭剤粉末タイプ
粉末タイプは、1袋1袋ゴミが出ますが、古くから使われているタイプですので、お年を召した方でも使いやすい消臭剤です。
トイレポットに1〜2リットル(2〜5cm)の水を入れ、1袋分の粉を入れるだけ。
消臭剤液体タイプ
泡スプレーやシートに比べ、取り扱いが少しだけ面倒ですが、最も水に溶けやすい液体タイプの消臭剤です。
多くの製品が、トイレポットに1〜2リットル(2〜5cm)の水に、キャップ1杯の消臭剤を入れるといった、洗濯用洗剤のような使い方をします。
消臭剤錠剤タイプ
錠剤タイプも、古くからあるタイプなので、高齢者でも比較的使いやすい消臭剤です。置く場所に困らないところもメリットです。