要介護度が高くなるとたくさんのサポートを必要とします。親御さんが遠くに暮らしていたり、働いている間の親御さんの生活が心配です。川口市なら、そんな不安を解決してくれる高齢者向けサービスが充実しております。今回は要介護度が高くても安心して暮らせる川口市のサービスをまとめてみました。
福祉活動(ボランティア)の拠点「ボランティア活動支援」
ボランティア活動をしている方々が、仲間と交流するために設けられた居場所です。ボランティア活動についての相談、登録、研修をしてくれます。「ボランティア活動支援」は、川口市道合1421 社会福祉センター【神根福祉センター】内にあります。
ボランティア活動は、高齢者にとってとても必要で大事な活動の一つです。親御さんにいつまでも元気で楽しく長生きしてもらえるよう、ボケずに(認知症)元気で楽しく暮らしてもらえるよ、ぜひ親御さんに教えてあげてほしい場所の一つです。
詳しい内容は『親にいつまでも元気で楽しく長生きしてもらえる4つの法則』と『親がボケずに(認知症)元気で楽しく暮らしてもらうための7つの遊び』をチェック。
配食サービス
川口市が運営する配食サービスです。川口市にお住いの65歳以上の方の中で、自分で料理することが難しい高齢者だけで暮らす方だけが利用できます。夕食だけなので、朝食と昼食も必要な方は民間企業が提供する配食サービスと併用する必要があります。
安否確認も兼ねているので、弁当は手渡し。1食400円なので、ご自身で料理する場合のおおよそ1.5倍程度の料金で済むのでお得です。
「車いす使用者用駐車スペース」利用証の発行
要介護2以上の方が利用できるサービスです。どこの駐車場にも、車椅子マークのある駐車場が用意されています。この駐車場を利用する際、川口市役所が発行してくれた『利用証』をルームミラーにかけておけば、自信を持って駐車場を利用できるというものです。
実際に足が悪かったとしても、利用するには気が引けてしまいます。『利用証』があれば安心です。しかし、優先的に利用できるなど法的効果はないので注意してください。「交付申請書」「介護保険被保険証」「印鑑」あなたが親御さんに代わって代理申請する場合は「あなたの身分証明書および印鑑」を持って川口市役所に行きましょう。
申請書には、親御さんとあなたの住所氏名電話番号と、要介護度、介護保険被保険証にある番号を記入します。川口市役所に申請用紙が用意されていますが、川口市役所ウェブサイトにて事前にダウンロード、記入して持っていくことも可能です。
もらって損なし無料配布物
川口市では、高齢者のみの世帯や日中一人で過ごされている高齢者のために「みまもりキット」配布しています。「みまもりキット」とは、「情報シート」と「ビニール袋」と「ステッカー」がセットになったもので、あらかじめ「情報シート」に連絡先、保険証写し、飲んでいる薬や医療情報などを記入し、袋に入れ、冷蔵庫に入れておくというものです。
冷蔵庫のドアには「ステッカー」を貼っておきます。こうすることで、親御さんが例えば家で一人で過ごしている際、訪問した方の機転で救急車を呼ぶような緊急時に「みまもりキット」が活きてきます。救急隊の方が、冷蔵庫に貼ってある「ステッカー」を確認し、「みまもりキット」を持っていてくれることになります。
災害時、高齢者の避難対策
支援が必要なかたの身体状況や緊急連絡先などの情報をあらかじめ登録、情報共有しておくことで、災害時の避難誘導を速やかにできるというサービスです。65歳以上で、要介護度3〜5の方だけが事前登録できます。
特に親御さんの家と家族の家が遠い場合、何かあってからでは連絡を取ることができません。あらかじめ親御さんの情報を登録してあればとても安心です。
いかがでしたか。今回は要介護度が高くても安心して暮らせる川口市のサービスをまとめてみました。まだ元気な親御さんにはボランティアは生きがいになります。動けなくなってきても、それをサポートするサービスもあります。ぜひ参考にしてみてくださいね。