高齢者の老親の見守りサービス

警備会社の高齢者見守りサービスまとめ(内容・費用・デメリットなど)

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一人暮らしの高齢者の見守りをご自身で行えない場合、セコムやアルソック等のセキュリティ会社に頼むのも、候補の一つになると思います。 しかし何となく費用が高そうなイメージがあったり、CMを見ただけだと実際の所どのようなサービ […]
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一人暮らしの高齢者の見守りをご自身で行えない場合、セコムやアルソック等のセキュリティ会社に頼むのも、候補の一つになると思います。

しかし何となく費用が高そうなイメージがあったり、CMを見ただけだと実際の所どのようなサービスがあるのか、よくわかりませんよね。

それにセキュリティ会社のサービスは防犯が主で、どのサービスが高齢者に向いているのかわからないかもしれません。

またオプションも豊富ですから、余計に混乱してしまいますよね。

そこでこちらの記事では、セキュリティ会社による高齢者の見守りサービスの全体像が、丸っとわかるように紹介します。

具体的には、

セキュリティ会社全体の、高齢者の見守りサービスの内容と費用
SECOM(セコム)、ALSOK(アルソック)、CSP(セントラル警備保障)それぞれ独自の高齢者向け見守りサービスの内容と料金
セキュリティ会社に、お年寄りの見守りをお願いするメリット・デメリット
についてご紹介します。

なお、大手二社のセコムとアルソックで、実際に高齢者の見守りを実施されている方の口コミや評判については、それぞれ以下の記事でご紹介しております。

実際の声を聞きたい方は、以下の記事の方をお読みください。

セコムの高齢者向け見守りサービスの口コミ・評判【11名体験談】

また当サイトでは、高齢者の見守りには、コストパフォーマンス重視ならアルソック、防犯性・防災性重視ならセコムをお勧めしております。

その理由については、以下の記事をお読みください。

◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

目次

各警備会社に共通する、高齢者向け見守りサービスの基本は?内容・費用など
1.緊急通報装置の設置
2.センサーによる見守り
3.万が一のときに、警備のプロが駆けつける
各警備会社独自の、高齢者向け見守りサービスについて(プラン内容・費用)
ALSOK(アルソック)の高齢者向け見守りサービス
SECOM(セコム)の高齢者むけ見守りサービス
CSP(セントラル警備保障)
警備会社の高齢者の見守りサービスを利用するまでの流れ、利用方法
高齢者の見守りを、あえてセコムやアルソック等の警備会社にお願いするメリット
1.サービスを提供しているのが警備会社であるため、信頼感と安心感がある。
2.高齢者の見守り以外に、防犯対策・健康サポートなど「複合的なサービス」を受けることができる
高齢者の見守りを、警備会社に頼むデメリット
1.費用が高額な場合が多い
2.緊急時でも、高齢者側で機器を操作する必要がある
3.プライバシーの問題等で、警備員の駆けつけを嫌がる高齢者も多い
高齢者の見守りを、警備会社に頼む際の注意点
1.警備員の「駆けつけ時間」は、待機所から高齢者宅までの距離や、待機所の数によって左右される
2.警備員は警察でも医療の専門家でもない
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各警備会社に共通する、高齢者向け見守りサービスの基本は?内容・費用など

警備会社による高齢者見守りサービスは、主に3つの特徴があります。

緊急通報装置の設置
センサーによる見守り
万が一のときに警備のプロが駆けつける
まずはこの3つの特徴について、以下に詳しく解説します。

1.緊急通報装置の設置

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警備会社から提供される緊急通報装置を家に設置したり、本人に所持してもらったりして、高齢者を見守ります。

高齢者が緊急通報装置についたボタンを押すことで、警備会社のサービスセンターに通報されます。

通報を受けた警備会社は家族へ連絡し、家族は必要に応じてガードマンを要請できます。

装置の形状は、壁掛け・置き型・携帯するタイプなど、警備会社によって様々です。

サービス対象者は、自分でボタン押下ができる高齢者です。

ボタン押下ができない高齢者や、認知力の低下によって緊急時の押下が難しい高齢者は対象外といえます。

費用・料金
費用は、機器のレンタル・購入・一括払い・月賦払いなどによって異なりますが、おおむね月額3000円~5000円です。

月額使用料のほか、工事費・システム登録料など初期費用がかかります。

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2.センサーによる見守り

高齢者が過ごす部屋や生活導線にセンサーを取り付け、室温や高齢者の動きを見守ります。

センサーが異常を検知すると、警備会社のサービスセンターに通知されます。

通知を受けた警備会社は家族へ連絡し、必要に応じてガードマンを要請できます。

センサーの種類は、室温を検知する温度センサー・ドアの開閉に反応するドアセンサー・人の動きに反応する動作検知センサーなどです。

サービス対象者は、センサーによって異なります。

温度センサーの場合は、すべての高齢者が利用できます。

ドアセンサー・動作検知センサーの場合は、自力で動ける高齢者が対象です。

費用・料金
費用は、機器のレンタル・購入・一括払い・月賦払いなどによって異なりますが、おおむね月額2,000円~5,000円です。

月額使用料のほか、工事費・システム登録料など初期費用がかかります。

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一人暮らし・在宅介護の高齢者向け見守りセンサーを比較【おすすめ】

3.万が一のときに、警備のプロが駆けつける

高齢者の体調急変や火事など、緊急時には警備のプロが高齢者宅に駆けつけます。

駆けつけサービスは、高齢者本人や家族が要請したときのみ提供されるサービスです。

常時、ガードマンが訪問するわけではありません。

駆けつけサービスは、単独で使えるサービスではありません。

緊急通報装置やセンサーによる見守りサービスのオプションとして提供されます。

出動料金は都度かかるものと、月額使用料に含まれるものがあります。

料金・価格
料金は警備会社や利用プランによって異なりますが、出動1回あたり3000円~5000円程度です。

各警備会社独自の、高齢者向け見守りサービスについて(プラン内容・費用)

まずはセキュリティ会社に共通する高齢者向けの見守りサービスをご紹介しましたが、各々で独自の見守りサービスもあります。

今回は大手のALSOK(アルソック)・SECOM(セコム)・CSP(セントラル警備保障)の高齢者見守りサービスを簡単に説明します。

(最新情報については、各公式サイトをご確認ください)

ALSOK(アルソック)の高齢者向け見守りサービス

ALSOKの高齢者見守りサービスは、高齢者や家族の状況にあわせて、5つのプランを組み合わせて利用します。

提供されるのは、以下のプランです。

みまもりサポート
みまもりパック
みまもりタグ
まもるっく
アルボeye
このうち緊急通報装置を設置する「みまもりサポート」と、センサーによって見守る「みまもりパック」を紹介します。

(見守りカメラのアルボeyeについては、以下の記事をお読みください)

【評判】アルボeyeを高齢者の見守りに使ってみた【9名体験談】

ALSOK みまもりサポート
高齢者宅に緊急通報装置(コントローラー)を設置し、高齢者がボタン操作することで緊急連絡やALSOKヘルスケアセンターに相談できるサービスです。

みまもりサポートの費用は、以下3つのパターンがあります。

お買い上げプラン 月額費用1,870 円(税込) 初期費用は工事費13,365円(税込)+機器費57,200円(税込)
レンタルプラン 月額費用2,838 円(税込) 初期費用は工事費13,365円(税込)
ゼロスタートプラン 月額費用3,069 円(税込) 初期費用0円
オプション(ペンダント型非常押しボタン・火災監視・みまもり情報提供サービス・ライフリズム監視サービス)利用の場合、別料金がかかります。

ALSOK みまもりパック
センサー機器を、リビングや廊下など高齢者が頻繁に通る場所に設置します。

高齢者が機器の前を通ると、センサーが反応。

24時間以上反応がなければ、離れた家族へ連絡します。

ALSOKのみまもりパックは、月額2,200円(税込)で利用できます。

警備員の駆けつけを要請した場合、出動1回あたり3,300円(税込)かかります。

⇒ALSOKの申し込み・資料請求はこちら

SECOM(セコム)の高齢者むけ見守りサービス

SECOMの見守りサービスは、「親の見守りプラン」という名称で提供されています。

親の見守りプランは、以下2つのサービスがセットになっています。

ペンダント型の緊急通報装置が提供される「救急通報サービス」
生活動線にセンサーを設置する「安否みまもりサービス」
なお、SECOMが提供する親の見守りプランの料金体系は2種類のです。

レンタルプラン 月額5,060円(税込) 初期費用48,400円(税込) 保証金20,000円(非課税)
買い取りプラン 月額3,410円(税込) 初期費用219,890円(税込)
⇒SECOM「ホームセキュリティ」の申し込み・資料請求はこちら

CSP(セントラル警備保障)

CSP(セントラル警備保障)の見守りサービスは以下の2つです。

緊急時に通報装置のボタンを押下する「緊急通報サービス」
高齢者宅にセンサーを取り付け見守る「ライフリズムサービス」
2つのサービスの組み合わせで3つのプランを提供しています。

緊急通報サービス 月額3,080円(税込) 初期費用0円
緊急通報サービス+押してライフリズムサービス 月額3,630円(税込) 初期費用0円
緊急通報サービス+おまかせライフリズムサービス 月額3,850円(税込) 初期費用0円
オプション「見守りハピネス お助けパック」を利用した場合、月額165円(税込)かかります。

 

↓【記事の途中ですが、見守り方法に迷ったらこの記事がおすすめ】↓

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警備会社の高齢者の見守りサービスを利用するまでの流れ、利用方法

警備会社のサービスを利用するためには、まず利用したい警備会社の窓口(フリーダイヤル・WEBサイトなど)から問い合わせます。

見守りたい高齢者の状態に合わせたサービスプランを相談し、契約。

警備会社の担当者が高齢者宅や本人の様子を見て、必要なサービスを提案する場合もあります。

その後、送付される必要機器を取り付けるか、設置工事を施工した後にサービスが開始されます。

高齢者の見守りを、あえてセコムやアルソック等の警備会社にお願いするメリット

高齢者の見守り方法には、今回ご紹介したような警備会社に全て任せてしまう方法と、できる限り家族や親せきでカメラやセンサーも使いつつ行う2つの方法があります。

それでは、あえて本格的にセキュリティ会社に、独居老人・離れて暮らす高齢者の見守りをお願いするメリットは何でしょうか?

1.サービスを提供しているのが警備会社であるため、信頼感と安心感がある。
セコムやアルソックに代表される警備会社は、「ホームセキュリティを支える安全のプロ」として様々なメディアで紹介され、長年にわたり人々の信頼を得ています。

様々なリスクに対する備えを提供できる背景には、「スピーディーな対応が可能な警備拠点」を多数持っていることや、長年の実績から構築された「安心のネットワーク」などがあげられます。

また、独自の教育・研修体系を確立している会社も多く、人材開発にも力を入れています。

そのような警備会社の見守りサービスは、「必要な時に直ちに駆けつける安心警備を提供する」という根本理念に基づいてサービスを提供しています。

危機管理の豊富な経験を活かした対応力やスピーディーな連携・連絡は、サービスを利用する高齢者や家族に大きな安心を与えてくれるでしょう。

また、見守りサービスを提供している警備会社の中には、警備員としての研修の他に「社内認定制度」を設けて「介助技能の習熟」を図っているところもあり、利用者がより安心してサービスを受けることができます。

2.高齢者の見守り以外に、防犯対策・健康サポートなど「複合的なサービス」を受けることができる
警備会社の見守りサービスでは、多くの場合、高齢者の見守り以外に家の防犯や健康相談など総合的なサポートを展開しています。

高齢者だけで暮らす家は犯罪者のターゲットになりやすく、空き巣や特殊詐欺、悪徳セールスの被害に遭う可能性もあります。

見守りに加えて家の防犯もサポートしてくれることは、高齢者とその家族にとって、大きな安心になるでしょう。

また、健康・介護に関する相談を、24時間いつでも専門家に相談することができます。

例えばアルソックの場合だと、専用のコントローラーに大きく『相談』と書かれたボタンがあるので、そのボタンを押すだけでヘルスケアセンターとつながり、保健師、看護師などの専門資格をもつ相談員が相談に乗ってくれます。

このように高齢者の見守りだけではなく、防犯や健康相談など、総合的なサポートを受けられるのが、警備会社の見守りサービスの特徴と言えます。

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高齢者の見守りを、警備会社に頼むデメリット

それでは逆に、SECOMやALSOKなどの警備会社に、独居老人や離れて暮らす家族の見守りをお願いするデメリットについてご紹介します。

1.費用が高額な場合が多い
警備会社の見守りサービスの導入には、決して安くない初期費用と月々のランニングコストが必要です。

すでにホームセキュリティを導入している家庭では比較的導入しやすいですが、初めて契約を結ぶ場合は、ホームセキュリティ導入時にかかる機器費や工事費、保証金も必要になってきます。

基本的に契約期間は5年で、更新料はかかりませんが解約をする場合には解約金も必要になります。

見守りサービスは「介護保険の適用外」であり、費用はすべて自己負担となるため、月額料金だけでなく初期費用も必要になることは、利用する本人や家族にとって大きな負担になります。

自宅は施設に比べると屋内での移動も多く、間取りも多様なため、センサーの設置箇所が多くなり、費用がかさみがちです。

見守る側の家族としては、「見守りサービス以外にも介護にかかる費用が必要なので、できるだけ安く抑えたい」というのが本音ではないでしょうか。

また、あまり高額なものでも親に気を遣わせてしまい、サービスの導入はどうしても慎重にならざるを得ません。

例えば週に1度、様子を見に行ってもらう場合
警備会社の見守りサービスの月額使用料は、おおむね3,000円以上です。

加えて警備員を出動要請した場合、1回の出動ごとに3,000円~5,000円の費用がかかります。

たとえば高齢者宅に設置したセンサーが異常を検知し、離れた家族に連絡メールが来た場合。

家族は高齢者の詳しい状況がわかりませんから、念のため警備員の出動を要請します。

月4回(週1回程度)出動要請すると、それだけで月額20,000円以上の出費です。

さらに高齢者の状態に合わせてプランを変えたり、オプションを追加したりすると、金銭負担は増すばかりです。

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2.緊急時でも、高齢者側で機器を操作する必要がある

近年、携帯電話やスマートフォンなどを使いこなす高齢者が増える一方で、依然としてそうした機器の操作は苦手という高齢者も少なくありません。

警備会社の見守りサービスは、体調不良や緊急事態が起きたとき、機器のボタンを押すことで、警備会社の警備員が駆け付けて安否確認をしてくれるサービスです。

(動きが無いことで異常を知らせるセンサーもありますが、異常を検知するまでに一定時間かかるため、緊急時に助けるという意味では役に立ちません)

見守り用のコントローラーには、「据え置き型」や「首からかけるペンダント型」などがありますが、急な体調変化でボタンを押せなかったり、ペンダントを身に着けることを忘れていたりすると、肝心な時に駆け付けてもらえないという問題があります。

家の中で常にコントローラーを首にかけておくことに、煩わしさを感じる高齢者も少なくないでしょう。

この点については、高齢者側で一切何もする必要のない、見守りカメラの方が優れています。

 

3.プライバシーの問題等で、警備員の駆けつけを嫌がる高齢者も多い
高齢者に異常があった場合、警備会社のサービスセンターから家族へ連絡が入ります。

家族の要請によって警備員は高齢者のもとへ駆けつけるので、高齢者本人が「来てほしくない」と思うタイミングで、突然訪問されるおそれがあります。

また、そもそも「通報すれば大事になる」「近所に迷惑がかかる」と言う理由で、緊急時でも第三者が駆けつけるブザー等を押さない高齢者の方も結構いらっしゃいます。

この場合はアイシルのような「緊急通報ボタンを押すと、事前登録してある家族や介護者にまずは連絡が来るような見守り機器」を使うと良いでしょう。

⇒アイシルの詳細はこちら

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高齢者の見守りを、警備会社に頼む際の注意点

それでは最後に、警備会社に見守りをお願いする際の注意点・事前に知っておくべき点についてご紹介します。

あとで「知らなかった」「聞いていない」とおっしゃる方も多い項目をご紹介します。

1.警備員の「駆けつけ時間」は、待機所から高齢者宅までの距離や、待機所の数によって左右される
見守りサービスではサービスの内容も大事ですが、警備員の「駆けつけ時間」も重要なポイントです。

いくら見守り用の機器が高齢者が使いやすいようになっていても、肝心の警備員の駆け付けに時間がかかってしまっては意味がありません。

警備員の待機所は、防犯やセキュリティ上の理由から公には公開されていませんが、警備業法により「通報から25分以内に現場へ到着する」ように定められています。

しかし待機所から利用者宅までの距離や、通報の時間帯、交通渋滞などによって、警備員の到着時間が変わる場合もあります。

基本的に待機所の数が多ければ多いほど自宅からの距離が近くなりやすいですが、待機所の移転や増設、閉鎖などによって、その数は年々変化します。

「契約して数年後に、待機所が移転しまったので、自宅から遠くなった」というケースも見られます。

2.警備員は警察でも医療の専門家でもない
警備会社の警備員は、高齢者宅で異常が発生した際に、現場に急行して状況に応じて緊急連絡先に報告したり、消防(救急車)や警察に通報してくれます。

しかし警備員は、あくまでも警備を業務とする「一般企業に雇われている会社員」です。

警備業法に基づいて人々の安全や財産を守る保安業務を担いますが、犯罪者の逮捕や事件を捜査する権限は持っていません。

逮捕する強制力を持たない以上、警備員が現行犯で不審者や暴漢を取り押さえたとしても、すぐに警察に引き渡す必要があります。

また、出動先の家で応急の救護を要する人を発見した時に、負傷者を救出したりする行為は業務に含まれますが、当然医療行為を行うことは出来ません。

駆け付けた後の対応も、「警備員個人の資質」に左右されるところが多いので、多少なりともサービスの質にばらつきが出てきてしまうのは否めません。

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一人暮らしの高齢者の見守りをご自身で行えない場合、セコムやアルソック等のセキュリティ会社に頼むのも、候補の一つになると思います。

しかし何となく費用が高そうなイメージがあったり、CMを見ただけだと実際の所どのようなサービスがあるのか、よくわかりませんよね。

それにセキュリティ会社のサービスは防犯が主で、どのサービスが高齢者に向いているのかわからないかもしれません。

またオプションも豊富ですから、余計に混乱してしまいますよね。

そこでこちらの記事では、セキュリティ会社による高齢者の見守りサービスの全体像が、丸っとわかるように紹介します。

具体的には、

  • セキュリティ会社全体の、高齢者の見守りサービスの内容と費用
  • SECOM(セコム)、ALSOK(アルソック)、CSP(セントラル警備保障)それぞれ独自の高齢者向け見守りサービスの内容と料金
  • セキュリティ会社に、お年寄りの見守りをお願いするメリット・デメリット

についてご紹介します。

なお、大手二社のセコムとアルソックで、実際に高齢者の見守りを実施されている方の口コミや評判については、それぞれ以下の記事でご紹介しております。

実際の声を聞きたい方は、以下の記事の方をお読みください。

 

 

 

セコムの高齢者向け見守りサービスの口コミ・評判【11名体験談】

 

また当サイトでは、高齢者の見守りには、コストパフォーマンス重視ならアルソック、防犯性・防災性重視ならセコムをお勧めしております。

その理由については、以下の記事をお読みください。

 

 

◆本サイトの表記には、一部プロモーションを含みます

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Contents

各警備会社に共通する、高齢者向け見守りサービスの基本は?内容・費用など

警備会社による高齢者見守りサービスは、主に3つの特徴があります。

  • 緊急通報装置の設置
  • センサーによる見守り
  • 万が一のときに警備のプロが駆けつける

まずはこの3つの特徴について、以下に詳しく解説します。

1.緊急通報装置の設置

https://www.alsok.co.jp/person/img/
senior/img_recommend01.jpg

警備会社から提供される緊急通報装置を家に設置したり、本人に所持してもらったりして、高齢者を見守ります。

高齢者が緊急通報装置についたボタンを押すことで、警備会社のサービスセンターに通報されます。

通報を受けた警備会社は家族へ連絡し、家族は必要に応じてガードマンを要請できます。

装置の形状は、壁掛け・置き型・携帯するタイプなど、警備会社によって様々です。

サービス対象者は、自分でボタン押下ができる高齢者です。

ボタン押下ができない高齢者や、認知力の低下によって緊急時の押下が難しい高齢者は対象外といえます。

費用・料金

費用は、機器のレンタル・購入・一括払い・月賦払いなどによって異なりますが、おおむね月額3000円~5000円です。

月額使用料のほか、工事費・システム登録料など初期費用がかかります。

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2.センサーによる見守り

高齢者が過ごす部屋や生活導線にセンサーを取り付け、室温や高齢者の動きを見守ります。

センサーが異常を検知すると、警備会社のサービスセンターに通知されます。

通知を受けた警備会社は家族へ連絡し、必要に応じてガードマンを要請できます。

センサーの種類は、室温を検知する温度センサー・ドアの開閉に反応するドアセンサー・人の動きに反応する動作検知センサーなどです。

サービス対象者は、センサーによって異なります。

温度センサーの場合は、すべての高齢者が利用できます。

ドアセンサー・動作検知センサーの場合は、自力で動ける高齢者が対象です。

費用・料金

費用は、機器のレンタル・購入・一括払い・月賦払いなどによって異なりますが、おおむね月額2,000円~5,000円です。

月額使用料のほか、工事費・システム登録料など初期費用がかかります。

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一人暮らし・在宅介護の高齢者向け見守りセンサーを比較【おすすめ】

 

3.万が一のときに、警備のプロが駆けつける

高齢者の体調急変や火事など、緊急時には警備のプロが高齢者宅に駆けつけます。

駆けつけサービスは、高齢者本人や家族が要請したときのみ提供されるサービスです。

常時、ガードマンが訪問するわけではありません。

駆けつけサービスは、単独で使えるサービスではありません。

緊急通報装置やセンサーによる見守りサービスのオプションとして提供されます。

出動料金は都度かかるものと、月額使用料に含まれるものがあります。

料金・価格

料金は警備会社や利用プランによって異なりますが、出動1回あたり3000円~5000円程度です。

各警備会社独自の、高齢者向け見守りサービスについて(プラン内容・費用)

まずはセキュリティ会社に共通する高齢者向けの見守りサービスをご紹介しましたが、各々で独自の見守りサービスもあります。

今回は大手のALSOK(アルソック)・SECOM(セコム)・CSP(セントラル警備保障)の高齢者見守りサービスを簡単に説明します。

(最新情報については、各公式サイトをご確認ください)

ALSOK(アルソック)の高齢者向け見守りサービス

ALSOKの高齢者見守りサービスは、高齢者や家族の状況にあわせて、5つのプランを組み合わせて利用します。

提供されるのは、以下のプランです。

  • みまもりサポート
  • みまもりパック
  • みまもりタグ
  • まもるっく
  • アルボeye

このうち緊急通報装置を設置する「みまもりサポート」と、センサーによって見守る「みまもりパック」を紹介します。

(見守りカメラのアルボeyeについては、以下の記事をお読みください)

 

【評判】アルボeyeを高齢者の見守りに使ってみた【9名体験談】

 

ALSOK みまもりサポート

高齢者宅に緊急通報装置(コントローラー)を設置し、高齢者がボタン操作することで緊急連絡やALSOKヘルスケアセンターに相談できるサービスです。

みまもりサポートの費用は、以下3つのパターンがあります。

  • お買い上げプラン 月額費用1,870 円(税込) 初期費用は工事費13,365円(税込)+機器費57,200円(税込)
  • レンタルプラン 月額費用2,838 円(税込) 初期費用は工事費13,365円(税込)
  • ゼロスタートプラン 月額費用3,069 円(税込) 初期費用0

オプション(ペンダント型非常押しボタン・火災監視・みまもり情報提供サービス・ライフリズム監視サービス)利用の場合、別料金がかかります。

ALSOK みまもりパック

センサー機器を、リビングや廊下など高齢者が頻繁に通る場所に設置します。

高齢者が機器の前を通ると、センサーが反応。

24時間以上反応がなければ、離れた家族へ連絡します。

ALSOKのみまもりパックは、月額2,200円(税込)で利用できます。

警備員の駆けつけを要請した場合、出動1回あたり3,300円(税込)かかります。

⇒ALSOKの申し込み・資料請求はこちら

SECOM(セコム)の高齢者むけ見守りサービス

SECOMの見守りサービスは、「親の見守りプラン」という名称で提供されています。

親の見守りプランは、以下2つのサービスがセットになっています。

  • ペンダント型の緊急通報装置が提供される「救急通報サービス」
  • 生活動線にセンサーを設置する「安否みまもりサービス」

なお、SECOMが提供する親の見守りプランの料金体系は2種類のです。

  • レンタルプラン 月額5,060円(税込) 初期費用48,400円(税込) 保証金20,000円(非課税)
  • 買い取りプラン 月額3,410円(税込) 初期費用219,890円(税込)

⇒SECOM「ホームセキュリティ」の申し込み・資料請求はこちら

CSP(セントラル警備保障)

CSP(セントラル警備保障)の見守りサービスは以下の2つです。

  • 緊急時に通報装置のボタンを押下する「緊急通報サービス」
  • 高齢者宅にセンサーを取り付け見守る「ライフリズムサービス」

2つのサービスの組み合わせで3つのプランを提供しています。

  • 緊急通報サービス 月額3,080円(税込) 初期費用0
  • 緊急通報サービス+押してライフリズムサービス 月額3,630円(税込) 初期費用0
  • 緊急通報サービス+おまかせライフリズムサービス 月額3,850円(税込) 初期費用0

オプション「見守りハピネス お助けパック」を利用した場合、月額165円(税込)かかります。

警備会社の高齢者の見守りサービスを利用するまでの流れ、利用方法

警備会社のサービスを利用するためには、まず利用したい警備会社の窓口(フリーダイヤル・WEBサイトなど)から問い合わせます。

見守りたい高齢者の状態に合わせたサービスプランを相談し、契約。

警備会社の担当者が高齢者宅や本人の様子を見て、必要なサービスを提案する場合もあります。

その後、送付される必要機器を取り付けるか、設置工事を施工した後にサービスが開始されます。

高齢者の見守りを、あえてセコムやアルソック等の警備会社にお願いするメリット

高齢者の見守り方法には、今回ご紹介したような警備会社に全て任せてしまう方法と、できる限り家族や親せきでカメラやセンサーも使いつつ行う2つの方法があります。

それでは、あえて本格的にセキュリティ会社に、独居老人・離れて暮らす高齢者の見守りをお願いするメリットは何でしょうか?

1.サービスを提供しているのが警備会社であるため、信頼感と安心感がある。

セコムやアルソックに代表される警備会社は、「ホームセキュリティを支える安全のプロ」として様々なメディアで紹介され、長年にわたり人々の信頼を得ています。

様々なリスクに対する備えを提供できる背景には、「スピーディーな対応が可能な警備拠点」を多数持っていることや、長年の実績から構築された「安心のネットワーク」などがあげられます。

また、独自の教育・研修体系を確立している会社も多く、人材開発にも力を入れています。

そのような警備会社の見守りサービスは、「必要な時に直ちに駆けつける安心警備を提供する」という根本理念に基づいてサービスを提供しています。

危機管理の豊富な経験を活かした対応力やスピーディーな連携・連絡は、サービスを利用する高齢者や家族に大きな安心を与えてくれるでしょう。

また、見守りサービスを提供している警備会社の中には、警備員としての研修の他に「社内認定制度」を設けて「介助技能の習熟」を図っているところもあり、利用者がより安心してサービスを受けることができます。

2.高齢者の見守り以外に、防犯対策・健康サポートなど「複合的なサービス」を受けることができる

警備会社の見守りサービスでは、多くの場合、高齢者の見守り以外に家の防犯や健康相談など総合的なサポートを展開しています。

高齢者だけで暮らす家は犯罪者のターゲットになりやすく、空き巣や特殊詐欺、悪徳セールスの被害に遭う可能性もあります。

見守りに加えて家の防犯もサポートしてくれることは、高齢者とその家族にとって、大きな安心になるでしょう。

また、健康・介護に関する相談を、24時間いつでも専門家に相談することができます。

例えばアルソックの場合だと、専用のコントローラーに大きく『相談』と書かれたボタンがあるので、そのボタンを押すだけでヘルスケアセンターとつながり、保健師、看護師などの専門資格をもつ相談員が相談に乗ってくれます。

このように高齢者の見守りだけではなく、防犯や健康相談など、総合的なサポートを受けられるのが、警備会社の見守りサービスの特徴と言えます。

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高齢者の見守りを、警備会社に頼むデメリット

それでは逆に、SECOMやALSOKなどの警備会社に、独居老人や離れて暮らす家族の見守りをお願いするデメリットについてご紹介します。

1.費用が高額な場合が多い

警備会社の見守りサービスの導入には、決して安くない初期費用と月々のランニングコストが必要です。

すでにホームセキュリティを導入している家庭では比較的導入しやすいですが、初めて契約を結ぶ場合は、ホームセキュリティ導入時にかかる機器費や工事費、保証金も必要になってきます。

基本的に契約期間は5年で、更新料はかかりませんが解約をする場合には解約金も必要になります。

見守りサービスは「介護保険の適用外」であり、費用はすべて自己負担となるため、月額料金だけでなく初期費用も必要になることは、利用する本人や家族にとって大きな負担になります。

自宅は施設に比べると屋内での移動も多く、間取りも多様なため、センサーの設置箇所が多くなり、費用がかさみがちです。

見守る側の家族としては、「見守りサービス以外にも介護にかかる費用が必要なので、できるだけ安く抑えたい」というのが本音ではないでしょうか。

また、あまり高額なものでも親に気を遣わせてしまい、サービスの導入はどうしても慎重にならざるを得ません。

例えば週に1度、様子を見に行ってもらう場合

警備会社の見守りサービスの月額使用料は、おおむね3,000円以上です。

加えて警備員を出動要請した場合、1回の出動ごとに3,000円~5,000円の費用がかかります。

たとえば高齢者宅に設置したセンサーが異常を検知し、離れた家族に連絡メールが来た場合。

家族は高齢者の詳しい状況がわかりませんから、念のため警備員の出動を要請します。

4回(週1回程度)出動要請すると、それだけで月額20,000円以上の出費です。

さらに高齢者の状態に合わせてプランを変えたり、オプションを追加したりすると、金銭負担は増すばかりです。

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2.緊急時でも、高齢者側で機器を操作する必要がある

近年、携帯電話やスマートフォンなどを使いこなす高齢者が増える一方で、依然としてそうした機器の操作は苦手という高齢者も少なくありません。

警備会社の見守りサービスは、体調不良や緊急事態が起きたとき、機器のボタンを押すことで、警備会社の警備員が駆け付けて安否確認をしてくれるサービスです。

(動きが無いことで異常を知らせるセンサーもありますが、異常を検知するまでに一定時間かかるため、緊急時に助けるという意味では役に立ちません)

見守り用のコントローラーには、「据え置き型」や「首からかけるペンダント型」などがありますが、急な体調変化でボタンを押せなかったり、ペンダントを身に着けることを忘れていたりすると、肝心な時に駆け付けてもらえないという問題があります。

家の中で常にコントローラーを首にかけておくことに、煩わしさを感じる高齢者も少なくないでしょう。

この点については、高齢者側で一切何もする必要のない、見守りカメラの方が優れています。

 

 

 

 

3.プライバシーの問題等で、警備員の駆けつけを嫌がる高齢者も多い

高齢者に異常があった場合、警備会社のサービスセンターから家族へ連絡が入ります。

家族の要請によって警備員は高齢者のもとへ駆けつけるので、高齢者本人が「来てほしくない」と思うタイミングで、突然訪問されるおそれがあります。

また、そもそも「通報すれば大事になる」「近所に迷惑がかかる」と言う理由で、緊急時でも第三者が駆けつけるブザー等を押さない高齢者の方も結構いらっしゃいます。

この場合はアイシルのような「緊急通報ボタンを押すと、事前登録してある家族や介護者にまずは連絡が来るような見守り機器」を使うと良いでしょう。

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高齢者の見守りを、警備会社に頼む際の注意点

それでは最後に、警備会社に見守りをお願いする際の注意点・事前に知っておくべき点についてご紹介します。

あとで「知らなかった」「聞いていない」とおっしゃる方も多い項目をご紹介します。

1.警備員の「駆けつけ時間」は、待機所から高齢者宅までの距離や、待機所の数によって左右される

見守りサービスではサービスの内容も大事ですが、警備員の「駆けつけ時間」も重要なポイントです。

いくら見守り用の機器が高齢者が使いやすいようになっていても、肝心の警備員の駆け付けに時間がかかってしまっては意味がありません。

警備員の待機所は、防犯やセキュリティ上の理由から公には公開されていませんが、警備業法により「通報から25分以内に現場へ到着する」ように定められています。

しかし待機所から利用者宅までの距離や、通報の時間帯、交通渋滞などによって、警備員の到着時間が変わる場合もあります。

基本的に待機所の数が多ければ多いほど自宅からの距離が近くなりやすいですが、待機所の移転や増設、閉鎖などによって、その数は年々変化します。

「契約して数年後に、待機所が移転しまったので、自宅から遠くなった」というケースも見られます。

2.警備員は警察でも医療の専門家でもない

警備会社の警備員は、高齢者宅で異常が発生した際に、現場に急行して状況に応じて緊急連絡先に報告したり、消防(救急車)や警察に通報してくれます。

しかし警備員は、あくまでも警備を業務とする「一般企業に雇われている会社員」です。

警備業法に基づいて人々の安全や財産を守る保安業務を担いますが、犯罪者の逮捕や事件を捜査する権限は持っていません。

逮捕する強制力を持たない以上、警備員が現行犯で不審者や暴漢を取り押さえたとしても、すぐに警察に引き渡す必要があります。

また、出動先の家で応急の救護を要する人を発見した時に、負傷者を救出したりする行為は業務に含まれますが、当然医療行為を行うことは出来ません。

駆け付けた後の対応も、「警備員個人の資質」に左右されるところが多いので、多少なりともサービスの質にばらつきが出てきてしまうのは否めません。

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実家終いノート編集部
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