介護保険制度と民間の介護保険

フコク生命 未来のとびら あんしんケアダブルのデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

フコク生命 未来のとびら あんしんケアダブルの しくみ
(介護終身年金特約 認知症加算型)

加入年齢

3歳~75歳

保険期間

一定期間のみ保障します。

給付要件

公的介護保険制度における要介護2以上と認定されたとき、または所定の要介護状態に該当したときに、以後一生涯、特約年金額が毎年支払われます。

所定の要介護状態とは、
*所定の認知症による要介護状態に該当し、その要介護状態が継続して90日あること。
*所定の寝たきりによる要介護状態に該当し、その要介護状態が継続して180日あること。
となっています。

さらに、上記の要件に加えて所定の重度認知症に該当したとき、特約年金額の50%相当額を加算して一生涯支払われます。

保険料例

この保険では、未来のとびらシリーズの他の保障とあわせて持つ必要があるので、単品での保険料の算出ができませんでした。

 

メリット

ⅰ)一生涯、毎年保険金を受け取れます。特に働き盛りの年代で介護状態になると、収入が減ったり住宅ローンの返済に困ったりすることもあるので、この保険で備えると年金を受け取り続けられるので安心でしょう。

ⅱ)給付要件が、要介護認定以外にも会社所定の要件があります。公的介護保険制度に加入していない40歳未満の人にも、保険金を受け取れるようになっています。

ⅲ)認知症への保障が厚くなっています。重度認知症(認知症の診断または、後見人を選任されているなどの条件を満たす人)と認定されたときに年金を上乗せで受け取れるので、成年後見人にかかる費用なども賄うことができます。

 

デメリット

ⅰ)有期型のため、80歳までしか保障がありません。80歳以降に要介護状態該当しても介護終身年金を受け取ることができません。

ⅱ)単品で持つことができません。先ほどの介護保障特約と同じように、未来のとびらシリーズはほかの特約と組み合わせる必要があります。

そのため、介護終身年金特約のみに加入することはできません。

ⅲ)要介護1では保障の対象外です。先ほどの介護保障特約では要介護1でも給付金を受け取ることができますが、介護終身年金特約では要介護2以上でないと年金を受け取れません。

要介護1でも保障が必要な方は他社の介護保険を検討してもよいでしょう。

 

保険金が支払われない場合

認知症加算型となっていますが、認知症であっても要介護度の低い状態では年金受け取りの対象外となることがあります。

ただ、保険会社所定の給付要件もあるので、認知症と診断されたら、担当者に給付されるかどうかを確認するとよいでしょう。

 

参考:富国生命保険相互会社
https://www.fukoku-life.co.jp/
参考:富国生命保険相互会社 あんしんケアダブル
https://www.fukoku-life.co.jp/ad/anshincarew/index.html

空き家になった実家を放っておくと…

老親の介護施設入りで空き家になった実家や、相続しても住まない実家は、ついついそのままに放っておいてしまいがちですよね。

家は住んでいてこそ保たれるので、住んでいない家というのは傷みが進むのが早いです。

また、固定資産税を払い続けるだけでなく、家の傷みが進むことで維持管理の費用がかさむという金銭的な痛手も大きくなります。

もちろん、親の思い出、自分が実家に住んでいた時の思い出などあるでしょう。

でも、その思い出は心に残すものです。朽ちていく家の行く末を自分の子供世代に負わせるわけにも行きませんよね。

もし売却を検討する場合、自分たちの生活もあるので何度も実家近くの不動産屋に足を運ぶのが難しいこともあるでしょう。

そうであれば、家の近くの不動産屋だけでなく、不動産一括査定や買取再販業者も合わせて利用してみることをおすすめします。

物屋敷 整太
家は売るだけでなく、担保にして金融機関からお金を借りることも可能ですし、いずれにしても家の金銭的価値を把握しておくことは大切ですね。

相続した実家が空き家⇛ 築40年超えの古家でも高く売る方法

親の介護費用が払えない!? 親が認知症になってからでは遅い

築47年の一戸建てを相続したが住まない長男が実家を売却【母親が介護施設に入所】

不動産一括査定で家を売る良し悪し!仲介と買取業者の違いでも金額差あり

  • この記事を書いた人

実家じまいノート編集部

実家じまいノート編集部です。

-介護保険制度と民間の介護保険