介護保険制度と民間の介護保険

日本生命みらいのカタチ 介護保障保険のデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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日本生命みらいのカタチ介護保障保険のしくみと特徴

加入年齢

3歳~75歳

保険期間

一定期間のみの保障(有期)または、一生涯の保障(終身)から選ぶことができます。

給付要件

公的介護保険制度に定める要介護2以上の状態に該当したと認定されたとき、または、所定の要介護状態に該当した日から180日以上要介護状態が継続したことを診断確定されたとき。

保険料例

有期

保険金額1,000万円、契約年齢30歳、保険期間15年の場合
男性:2,920円/月
女性:2,290円/月

終身

保険金額1,000万円、契約年齢30歳、保険料払込期間60歳までの場合
男性:30,580円/月
女性:29,990円/月

 

メリット

ⅰ)有期で契約した後、健康状態に関わらず、保険金額の範囲内で終身への変更が可能です。健康状態を問わないので、保障の見直しがしやすいです。

ⅱ)3歳から加入できます。保険料の安い子どもの時から保障を持てます。交通事故などで若くして介護状態になったときに備えることができます。

ⅲ)死亡保障も兼ねています。介護状態に該当せずに死亡しても死亡保険金として家族に残せます。

 

デメリット

ⅰ)有期タイプの場合、更新のたびに保険料が上がっていきます。更新時に保険料を安く抑えるには保障額を下げなければいけないので、年齢が上がり介護のリスクが高くなったときには大きな保障を持てないこともあります。

ⅱ)日本生命の商品は単品加入可能となっていますが、インターネットでの加入ができず、日本生命の職員や保険代理店からの加入となります。

担当者によっては他の保障(三大疾病や身体障害など)もセットで勧めてきます。掛け捨ての保障と、貯蓄タイプの保障を一緒に契約すると、見直しがしにくくなることもあります。

ニーズがあるものだけをご自身でしっかり選択するようにしてください。

ⅲ)終身タイプは保険料が割高になります。保険料を払い続けるのが可能かどうかをよく確認して契約するようにしてください。

 

保険金が支払われない場合

ここ2~3年で発売された民間の介護保険では、認知症と診断されたら保険金が支払われるタイプが増えてきました。

しかし、日本生命の介護保障保険では認知症での給付要件はありません。認知症による要介護状態(要介護2~5)と認定されて初めて保険金を受け取ることができます。

認知症の備えを重視している方は、認知症で保険金が支払われる商品を選ぶとよいでしょう。

 

参考:日本生命みらいのカタチ 介護保障保険
https://www.nissay.co.jp/kojin/shohin/seiho/mirainokatachi/kaigo/

空き家になった実家を放っておくと…

老親の介護施設入りで空き家になった実家や、相続しても住まない実家は、ついついそのままに放っておいてしまいがちですよね。

家は住んでいてこそ保たれるので、住んでいない家というのは傷みが進むのが早いです。

また、固定資産税を払い続けるだけでなく、家の傷みが進むことで維持管理の費用がかさむという金銭的な痛手も大きくなります。

もちろん、親の思い出、自分が実家に住んでいた時の思い出などあるでしょう。

でも、その思い出は心に残すものです。朽ちていく家の行く末を自分の子供世代に負わせるわけにも行きませんよね。

もし売却を検討する場合、自分たちの生活もあるので何度も実家近くの不動産屋に足を運ぶのが難しいこともあるでしょう。

そうであれば、家の近くの不動産屋だけでなく、不動産一括査定や買取再販業者も合わせて利用してみることをおすすめします。

物屋敷 整太
家は売るだけでなく、担保にして金融機関からお金を借りることも可能ですし、いずれにしても家の金銭的価値を把握しておくことは大切ですね。

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