公的な介護保険と民間の介護保険の違い

メットライフ生命 フレキシィSのデメリット メリット評価と保険金が支払われない場合の例

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メットライフ生命 FlexiSの しくみ

一生涯保障が続く医療保険に、介護や認知症の保障をオプションとして持つことができます。

加入年齢

0歳~80歳

保険期間

終身

給付要件

入院給付金

病気またはケガで入院したときに、入院給付金を受け取れます。短期入院定額特則を付加すると、10日以内の入院でも10日分の給付金を受け取れます。

手術給付金

病気またはケガで手術を受けたときに、手術給付金を受け取れます。

先進医療給付金

所定の先進医療を受けたときに先進医療の技術料を受け取れます。所定の医療機関で先進医療をうけたときには、保険会社から医療機関へ技術料を直接支払いをすることができます。

健康祝金

継続10日以上の入院がなかった場合、5年ごとに健康祝い金を受け取れます。健康祝金は90歳までです。

死亡給付金

死亡した場合、死亡給付金を受け取れます。

通院給付金

病気またはケガで入院し、退院後通院した場合、隊員から180日以内の通院に対して通院給付金を受け取れます。

三大疾病一時金

ガン、心疾患、脳血管疾患により所定の状態になったとき、三大疾病一時金を受け取れます。一時金は1年に一回を限度に支払事由に該当するたびに受け取れます。通算5回まで支払われます。

悪性新生物一時金

責任開始日から91日経過後に初めて悪性新生物と診断確定されたとき。

2回目以降は、所定の手術、放射線治療、抗がん剤治療を受けたとき。

上皮内新生物一時金

責任開始日から91日経過後に初めて悪性新生物と診断確定されたとき。

2回目以降は、前回の支払事由に該当した日から1年経過した日の翌日以降に上皮内新生物と診断確定されたとき。

心疾患一時金

責任開始日以降に心疾患により開頭術、開胸術、開腹術、ファイバースコープ術または血管・バスケットカテーテル手術を受けたとき。または継続20日以上の入院をしたとき。

脳血管疾患一時金

責任開始日以降に心疾患により開頭術、開胸術、開腹術、ファイバースコープ術または血管・バスケットカテーテル手術を受けたとき。または継続20日以上の入院をしたとき。

ガン一時金

悪性新生物一時金

責任開始日から91日経過後に初めて悪性新生物と診断確定されたとき。

2回目以降は、所定の手術、放射線治療、抗がん剤治療を受けたとき。

上皮内新生物一時金

責任開始日から91日経過後に初めて悪性新生物と診断確定されたとき。

2回目以降は、前回の支払事由に該当した日から1年経過した日の翌日以降に上皮内新生物と診断確定されたとき。

介護一時金

病気またはケガにより公的介護保険制度の要介護2以上に認定されたとき、または所定の認知症・寝たきりによる要介護状態が180日継続したとき。

認知症一時金

責任開始日から181日目以降に初めて認知症と診断確定されたとき。

保険料例

契約年齢:50歳、入院日額5,000円/日、手術給付金:25,000~100,000円、先進医療特約:付加、保険期間:終身、保険料払込期間:終身、介護一時金:100万円、認知症診断一時金:100万円の場合

男性:5,362円/月

女性:5,762円/月

 

メリット

介護と認知症に一生涯備えることができます

この保険は、一生涯保障が続きます。介護や認知症などは、いつどのような状態になるのか誰にも予測がつきません。いつ介護状態になっても契約時に設定した給付金が受け取れるのが、この保険のメリットです。ただしこの保険の介護一時金や認知症一時金は、一回受けとっておしまいです。毎年受け取れる年金タイプではないので注意してください。

認知症と診断確定された段階で給付金を受け取れます

認知症一時金については、給付要件が「診断確定」のため、認知症の症状が出てから保険金受取までの日数が短いというメリットがあります。認知症と診断されるまで、そして診断後も、サポートする家族には時間も費用も今までより余分にかかります。そういった一時的な出費に備えることができるのがメリットです。

病気、介護、死亡3つの備えを兼ね備えることができます

この保険の主契約は入院保障です。高齢者が入院、とくに長期間の入院になると介護状態にもなりやすくなります。そして介護生活ののちに死亡に至ります。この保険では、入院保障の他にも介護保障、死亡保障をオプションで付けることができるため、これらのオプションを付けておくことで一つの保険証券で一通りの備えができることになります。

 

デメリット

医療と介護の保障がセットになっているので別々に見直せません

この保険は入院の保障に介護の保障がオプションとしてついている保険です。加入してから亡くなるまで一切見直しをしないのであれば、この保障をずっと持つのもありでしょう。

しかし、もし見直しをして、解約、新たに別の商品に加入となれば、介護や認知症の保障も解約になってしまいます。

一つの保険証券で入院にも介護にも備えられるものですが、途中の見直しになると、特約もすべて見直し(解約して新たに入り直し)になるので注意が必要です。

掛け捨てのため保険料負担が大きくなることもあります

この保険は掛け捨ての保険です。毎月の保険料はたとえば5000円でも、それを30年払い続けると200万円近くになります。

どんな保障に、合計どれだけ払うのか、そしてリタイア後も払い続けられるのかなども考慮する必要があります。

現役のうちに払い終わる、短期払いという方法もあり、毎月の負担額は増えますが、総払込保険料は一生涯払い込むよりも少なくなる場合もあり、また、銀行口座の管理ができるうちに払い込み終えられるというメリットもあるので、それも検討してみるのもよいでしょう。

一時金のみの保障で、年金タイプの保障がありません

この保険は、介護保障も認知症保障も、一時金のみの保障になっています。そのため、要介護状態になった後の生活費の補填や介護施設利用料の補填には不足して今います。

年金で受け取れる介護保障で準備するなど、毎月の介護生活の費用についても考えておくようにしましょう。

 

保険金が支払われない場合

認知症一時金は、加入から180日間は不担保期間となります。180日以内に認知症と診断確定されても認知症一時金を受け取ることができません。

がん保険ではよく、加入から90日経過しないとがんの保障がありません。保険料を支払っているが保障が一定期間無い状態を「不担保」といいます。

これは、がんと診断間近な人が駆け込みで加入して保険金を受け取ろうとするのを防ぐためでもあります。

これを許してしまうと、加入者間で不公平が生じてしまうので不担保期間を設けているのです。

この保険では認知症についても不担保期間が設定されています。加入から180日以内に認知症と診断されても認知症一時金を受け取ることができないというルールになっています。

加入してすぐに認知症の症状があらわれ、認知症と診断されてしまうと保険金を受け取れないため、加入を決めたらなるべく早めに手続きをするようにしましょう。

 

参考

メットライフ生命保険株式会社

https://www.metlife.co.jp/

メットライフ生命保険株式会社「FlexiS」

https://www.metlife.co.jp/products/medical/f4wl/

親の介護の前に必須! 実家 親の持ち家の価値を知っておこう

親の介護の期間が長くなればなるほど重くのしかかってくるのが費用の問題。

最初は親孝行の意を込めて快く費用を負担できても、長生きすればどんどん金額が積み上がっていくのが現実。

自分たちの生活もあるので、親の介護費用を援助し続けるには限界があります。

そのため、親の介護費用は基本的にまず親の財産を使っていくことが、お互いのため。

だからこそ、すぐに売る売らないは別にして、
あなたの実家・親の持ち家の価値を知っておく(一度、査定をしておく)ことで、介護費用にあてられる金銭の目処が立ちます。

実家終いノート編集部
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